セリーナ騒動の意外な余波 米ボクシング五輪女王が「ファンを辞めた理由」を告白
「偉大なアスリートとしては彼女のファンだけど、人間としてはファンじゃない」
憧れのテニス界の女王に実際に会えた際の対応の悪さはファンであることを辞めてしまうほどだった。12年ロンドン五輪に続く連覇を目指したセリーナはリオデジャネイロ五輪3回戦でエリナ・スビトリナ(ウクライナ)に敗退。一方、シールズはミドル級でロンドン五輪に続いて2連覇を果たし、米ボクシング史上で男女を通じて初の五輪連覇という偉業で英雄となっていた。
「個人的には子供の頃から彼女を尊敬していた。そこで実際には会うと、彼女がいかにファンに対してフレンドリーじゃないか分かって……。オリンピックでは彼女は多くの人に最低の態度を取っていた。それで私のような人間にも、彼女のようにはなりたくないと思わせてしまったの」
リオ五輪での周囲への振る舞いに苦言を呈したシールズ。「私は(セリーナとは)全く違う。偉大なアスリートとしては彼女のファンだけど、人間としてはファンじゃないだけ。それでいいかしら」と語ったことも記事では伝えている。テニス選手としては圧倒的な成績を残してきたセリーナ。こうした話題が出てきてしまうのも、今回の問題の根深さを表しているのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)