ベッツ―大谷―フリーマン…MVP経験者が並ぶドジャース

　米大リーグで今オフ、話題をさらっているのがドジャースの補強攻勢だ。大谷翔平投手を10年総額7億ドル（約1014億円）、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル（約463億円）で獲得し補強戦線を独走。新たに同僚になるJ.P.ファイアライゼン投手は「非現実的」「とてもエキサイティング」という言葉で新シーズンへの期待を語っている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」（W-ANS ACADEMYへ）

　米専門メディア「ドジャース・ネーション」のYouTubeチャンネルに出演して答えたもの。動画内でファイアライゼンは「ワールドシリーズを熱望するだけでなく、優勝候補であるチームに参戦することにどれくらい興奮してる？」と問いかけられている。

　司会はさらに「野球史上最も熱望されたFAであるショウヘイ・オオタニと契約し、トップFAであったをヨシノブ・ヤマモトも獲得した。君はこのドジャースのブルペンで大きな役割を担うことになるけど、このドジャース史上最も期待できるシーズンをどれくらい楽しみにしてる？」とたたみかけた。

　ファイアライゼンはこれに「興奮という言葉はもはや当てはまらない。みんないつもその質問を聞いてくるんだ。こんな選手たちがいるなんて非現実的だよ。特にこのオフシーズンに契約した選手と、昨年すでにいた仲間たちを擁することはね」と、大谷や山本ら新戦力と、これまでチームを背負ってきた選手の融合に期待しているようだ。

　さらに「ほとんどのチームにMVPが1人いるとは言えない中、うちはどうだ。そのうちの3人がいて、1、2、3番にくるんだ。とてもエキサイティングなものになるだろう」と、ムーキー・ベッツ、大谷、フレディ・フリーマンというリーグMVP経験者が並ぶ打線を予想する。

　ファイアライゼンは2022年のオフにレイズからトレードで入団したものの、昨季は右肩の故障で全休。2022年には22試合に投げて防御率0.00と好投している。2020年以来のワールドシリーズ制覇へどのような働きを見せてくれるだろうか。