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スキー&陸上で日本一、東大でプロ志望… 白球を選んだ“二刀流”の逸材たち

陸上100M&200Mで日本一…「サニブラウンに勝った男」と呼ばれた韋駄天

 中大・五十幡亮汰外野手(1年)が、その人だ。何の競技で日本一になったかといえば、陸上。それも花形といわれる100メートルと200メートルである。

 埼玉県出身の五十幡は中学時代、全日本陸上競技選手権大会で100メートル、200メートルの2冠を達成した。それも、破った相手にはサニブラウン・ハキームがいた。サニブラウンといえば、世界ユース五輪でウサイン・ボルト(ジャマイカ)の記録を塗り替えて200メートルを優勝、100メートルとの2冠を達成し、日本人初の9秒台に期待がかかる東京五輪の星だ。

 そんな超逸材を下し、高校では陸上の名門校から誘いを受けたという。しかし、中学生NO1の韋駄天が目指したのは甲子園だった。小1から続けていた野球を選び、栃木の強豪・佐野日大に進学。「サニブラウンに勝った男」とメディアの話題を呼んだが、3年夏は県大会3回戦敗退で夢はかなわず。それでも、プロから注目されるまでに成長した五十幡は今春、東都大学の名門に進学した。

 1年生ながらリーグ開幕戦・日大戦で「9番・中堅」でスタメンに抜擢。50メートル5秒6の俊足を生かし、三塁内野安打を放つなど、白星発進に貢献。翌週の東洋大戦はリードオフマンを託されるなど、ルーキーながら期待値は大きい。3年後には宮台のようにドラフト候補に名を連ねるような選手になるだろう。

 そして、前述の2人のような勉学、他競技の実績を持っている高校生がいる。

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