全得点に絡む活躍で現地からは絶賛続々

　海外サッカー、ボルトガル1部ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉が、現地時間23日のリーグ戦ギマランイス戦で2得点1アシストと獅子奮迅の活躍でチームを勝利に導いた。現地メディアが「VSPORTS」が超絶技巧の決勝ループ弾を動画で公開。圧倒的なプレーに現地では喝采が上がっている。

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　森保ジャパンの新10番の独り舞台だった。中島は2-2の後半41分。GKからのロングボールを相手DFがクリアミス。このスキを逃さなかった。ボールを拾って独走。GKとの1対1の場面では、冷静に頭上を抜くループシュートでゴールネットを揺らした。土壇場での決勝弾。満面の笑みでチームメートと抱き合って喜んだ。

　全得点に絡む圧巻の活躍。現地でも続々と躍動ぶりが伝えられている。クラブ公式インスタグラムでは「ナカジマが2ゴール1アシスト。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた」とつづると、ファンからは「ワンマンショー！」「ポルトガルのビッグプレーヤー」「相手を破壊した」などと続々と称賛のコメント。中には「これでは1月に移籍してしまうよ」と去就を心配する声も上がっていた。

　リーグ公式ツイッターも「ナカジマ・ショウヤがチームの今季初勝利に貢献」とツイート。ポルトガル紙「A　BOLA」も「ナカジマのショーでポルティモネンセがギマランイスに勝利」と称えれば、スペイン紙「ラ・バングアルディア」も「ショウヤ・ナカジマがポルティモネンセに勝利をもたらす」とポルトガル国外でも活躍が伝えられている。

　日本の将来を担う背番号10。ポルトガルでの2シーズン目で溢れる才能がさらに開花しつつある。