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世界フィギュア男女代表、会見全文 V3かかる宇野昌磨「順当にいけば優勝できない」の真意は

世界選手権は「子供の頃から夢だった」と語る三浦佳生【写真:矢口亨】
世界選手権は「子供の頃から夢だった」と語る三浦佳生【写真:矢口亨】

世界選手権のイメージは 三浦「羽生結弦選手のホープ&レガシー」

――初出場の3選手は世界選手権に対するイメージ、思い出の場面はあるか。

三浦「子供の頃から夢だったし、2年前に補欠選手から繰り上がりで出場予定だったけれど、怪我で出られなかった悔しい大会でもある。こうして代表の座を掴めて嬉しい。好きな名場面は、羽生結弦選手の『ホープ&レガシー』が一つ。2大会前の宇野選手の『ボレロ』も好きです」

千葉「憧れの舞台でもあり、去年もさいたまスーパーアリーナで観戦させていただいた。雰囲気的にも大きな大会って感じがして、そこに出場できることが嬉しい。シーズン終盤の一番大きな大会で皆さん良い演技をされていて、1つや2つに絞れることができない。毎年感動している」

吉田「夢の舞台でもあり、憧れの舞台でもある。自分が滑っている姿はまだ想像できないけれど、私も去年百音ちゃんと埼玉に見に行っていたので、1年前は世界選手権に出られると思っていなかった。挑戦者としてのびのび滑りたい」

――3月に向けて構成を変える具体的なプランはあるか。

鍵山「名古屋に帰ってから本当に構成を上げる練習をしないといけない。何を増やすかはまだ考えていないけれど、フリップだったり、4回転トウループをもう一本、だったり考えている。4回転を確実に増やさないと、自分の目指している演技もできない。4回転も増やしつつ、演技全体のプログラムの完成度も高められたら」

宇野「4回転サルコーを今季プログラムから外してやっているが、ステファン(・ランビエールコーチ)と一昨日話して、入れる入れないは別として、練習を少しずつやっていって、状況に合わせてやるかやらないか決めていこうと。練習で少しずつ再開していこうと思っている。状態が良ければやるし、サルコーに限らず、今跳べているジャンプをより綺麗に跳ぶことが最初にやらないといけないこと。目の前のことを一歩一歩やりたい」

――地元・仙台への関係者へのメッセージを。

千葉「私が全日本に来るまでに関わってくださった全ての方々に感謝を申し上げたい。世界選手権もいい演技ができるように練習を頑張る。仙台に新しくできるゼビオアリーナは、通年リンクということで、今まで以上に仙台にフィギュアを楽しむ方が集まってくれることはとても嬉しいこと。フィギュアの魅力をもっともっと広げていければと思う」

▼世界選手権の代表選手一覧

男子:宇野昌磨、鍵山優真、三浦佳生(補欠:山本草太、佐藤駿、友野一希)
女子:坂本花織、千葉百音、吉田陽菜(補欠:三原舞依、渡辺倫果、住吉りをん)
ペア:三浦璃来&木原龍一、長岡柚奈&森口澄士(※ミニマムスコア取得が条件)
アイスダンス:保留

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)


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