小松原美里、尊組が2年ぶり5度目V 優勝一問一答、若手2組と切磋琢磨で「お尻に火がつき続ける」
尊じゃなくて「泣にした方がよかったかもしれない」
――西日本選手権は3位。「お尻に火をつけられた」と言っていたが、再度点火された感じはあるか。
美里「五輪選考会とあまり変わらないくらい、すごく緊張した。その中で今日、練習してきたことが出せたことは『よしよし』という感じですけど、やっぱりお尻に火はつき続けている。『あっついあっつい』というか」
尊「日本語でもそういう言葉がある? 英語も同じ言葉があります」
美里「順位の発表を待っている時も、一緒に滑っている仲間たちなので応援している気持もあるし、フィギュアスケートのそれぞれにベストを尽くすというスポーツ性を実感した大会だった。自分たちのベストをパンチアップしていかないとな、と思っています」
尊「今日の練習、本番とも、歩きながら(感情が高ぶり)泣いてしまいましたけど(笑)。自分が凄く緊張度が高いタイプ。緊張だけでなく、一緒に(他の2組を含めた)3組で頑張れることは感動する。自分たちは頑張らないといけないことはたくさんあるけれど、感動しました。だから日本名を(尊ではなく)『泣(なける)』にした方が良かったかもしれない(一同笑い)。感動するのがすごく大事だと思っている。その力を氷の上で出せました」
――観客がたくさん入っていて、アイスダンスの関心の高さを感じるか。
美里「大先輩(村元哉中、高橋大輔組)の引退があったので、どうかな、大丈夫かなと思ったけれど、アイスダンスを愛してくださっている方がたくさんいて、氷の真ん中に立つとちゃんと皆さんが見える。感動します。感謝を伝えたいです」
尊「心の底から有難い気持ちを届けたいです」