“1480億円”大谷&由伸を生んだ日本に中国ネットが衝撃 世界的スター誕生より「羨ましいのは…」
米大リーグのドジャースは大谷翔平投手に続き、山本由伸投手が契約に合意したと複数の米メディアが報じている。今オフ超目玉とされていた2人のダブル獲りの衝撃は日米のみならず、中国にも波及。日本のスポーツ文化の発展を指摘する声が相次いでいる。
中国メディアも続々報道、ファンはアニメなどが及ぼす影響を指摘
米大リーグのドジャースは大谷翔平投手に続き、山本由伸投手が契約に合意したと複数の米メディアが報じている。今オフ超目玉とされていた2人のダブル獲りの衝撃は日米のみならず、中国にも波及。日本のスポーツ文化の発展を指摘する声が相次いでいる。
「日本の野球が再び記録を樹立! 山本由伸がドジャースに加入へ、12年で3.25億ドルの契約」と見出しを打った「直播吧」など、複数の中国メディアは大谷に続き、山本をドジャースが契約合意に至ったことを報道。特に驚いているのは、大谷が10年総額7億ドル、山本が12年総額3憶2500万ドルで、2人合わせて10億2500万ドル(約1480億円)で契約したとされていること。これらの記事には、多くの中国ファンのコメントが殺到しており、一部を紹介する。
目立ったのは、日本のスポーツの進歩と野球文化の根強さだ。
「日本の一部のスポーツの進歩は、大なり小なり日本の文化や教育の普及と関係していると思う。『キャプテン翼』や『スラムダンク』、それから、小さい頃に読んだ日本の野球のアニメもとってもおもしろかった」
「日本のスポーツと教育の場の結びつきは完全にアメリカと同じ道だと思うけれど、羨ましいのは世界的なスター選手が生まれていることじゃない。日本の学校のスポーツの雰囲気だ。高校野球や高校サッカーの盛り上がり方、とっても羨ましい」
「子どもの頃、スポーツアニメを3つ見た。どれもとってもよかった。『キャプテン翼』に『スラムダンク』、そして『タッチ』。ああいうアニメを見れば、子どもは心を動かされるし、夢を持つことができると思う」
「甲子園はどんな中国のスポーツイベントよりも熱い。これは認めざるを得ない事実だ」
「日本の野球は凄い。野球は市場も本当に大きい」
「日本はスポーツの面で青少年の育成をしっかりとやっている。近道を行かず、30年もの間、努力を続けている」
「近道を行こうとしないことが一番大切だ。他の人がこつこつ地道にやっているのを笑う人がいるが、本当に愚かなのはそういう人だ」
「日本では『タッチ』や『キャプテン翼』で小さい頃からスポーツを愛するようになるが、中国の子どもは学校の勉強ばかりで、それ以外は戦闘もののスマホゲームだ」
「日本はスポーツと教育が融合している」
日本ならではのアニメの影響を交えながら、スポーツ文化の発展を指摘する声が続々。一方で、自国のスポーツ界について「羨ましがることはないし、嫉妬することもない。自分が真に努力をすればいい」「中国は卓球、飛び込み、バドミントンみたいな個人種目だ。チームで協力するタイプのスポーツはだめだ」との声も上がった。
(THE ANSWER編集部)