井上尚弥の顔が「怖えええええww」 試合中に一瞬だけ見せた表情に日本人戦慄「相手はトラウマ」
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、26日に東京・有明アリーナでWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を行う。勝てば男子では世界2人目となる2階級4団体統一の偉業。世界が注目する決戦の観戦機運を高めるべく「偉業へのカウントダウン」と題し、過去の名珍場面を紹介する。今回は試合中に一瞬だけ見せた表情。
井上尚弥「偉業へのカウントダウン」
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、26日に東京・有明アリーナでWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を行う。勝てば男子では世界2人目となる2階級4団体統一の偉業。世界が注目する決戦の観戦機運を高めるべく「偉業へのカウントダウン」と題し、過去の名珍場面を紹介する。今回は試合中に一瞬だけ見せた表情。
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○2022年12月、ポール・バトラーとの4団体統一戦で見せた表情
一瞬の表情が恐怖を与えた。ガードを固めるバトラーを、井上が攻める展開。しかし、あまりに手を出さないため、井上は驚きの行動に出た。6回2分過ぎ、相手を誘うためにノーガード。それでも乗ってこないバトラーに対し、ニッと笑みを浮かべて接近した。パンチを浴びせたが、到底、4団体統一戦という歴史的偉業をかけたリングとは思えない。それほど圧倒し、力の差が窺えた。
この場面はネット上で大きな話題に。「笑いながら飛び込むの怖すぎw」「誘われて乗らないと、笑いながら走って来てぶん殴られるってトラウマになっただろな~」「軽く恐怖だったわw」「ニッって笑うとこ漫画みたいでかっこよ」「ニヤッとした瞬間表情変わるの怖すぎるw」「怖えええええええええwww」などの声が上がっていた。最終的に井上の11回KO勝ち。消極的な相手を倒し切り、改めて井上の実力が評価される一戦だった。
○2022年12月、バトラーが“亀”戦法の真意告白
井上戦から数日後、バトラーは米専門誌「ザ・リング」のインタビューに応じ、批判された徹底防御の戦法について反論を展開した。「俺は24年間ボクシングをやっている。頭の中では自分自身に『ここでカウンターだ』と言っているし、コーナーのジョー(ギャラガートレーナー)が『カウンターだ』と言っているのも聞いている」と強調。しかし、井上相手の難しさを吐露していた。
「彼(井上)は一度ではなく、何度も打ってくるから難しいんだ。いくつかのパンチにカウンターを合わせられたら良かったけど、着弾させた途端、彼はそれにすぐさま合わせてくる。普通のワンツーじゃないんだよ。体重も乗ってる」「『ここで左フックを打って、カウンターを合わせられたら、俺は終わりだ』って考えていたよ」
逆にカウンターでのKOを警戒していたという。一方で「我々は彼が減量に苦しんでいたことを知っていた。だから、6、7、8回以降どうなるか待っていたんだ」とも主張。「でも、彼は平気だった。彼はとても特別なボクサーだよ。俺のディフェンスはとても良かった。ほぼ全てのパンチが見えていた」と井上の強さを認めていた。