[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

フィギュア世界選手権“3枠目”争いも熾烈 三浦佳生、山本草太は0.67点差で23日フリーへ【全日本フィギュア】

フィギュアスケートの全日本選手権は21日、長野・ビッグハットで男子ショートプログラム(SP)が行われた。今大会で来年3月の世界選手権の代表3枠が決定。選出へ優位な状況にある宇野昌磨(トヨタ自動車)、鍵山優真(オリエンタルバイオ)に続く“3枠目”の争いも熾烈だ。この日のSPでは山本草太(中京大)が94.58点で2位。三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が93.91点で4位となり、2人は0.67点差で23日のフリーに挑む。

SPで2位となった山本草太【写真:矢口亨】
SPで2位となった山本草太【写真:矢口亨】

フィギュアスケート全日本選手権男子SP

 フィギュアスケートの全日本選手権は21日、長野・ビッグハットで男子ショートプログラム(SP)が行われた。今大会で来年3月の世界選手権の代表3枠が決定。選出へ優位な状況にある宇野昌磨、鍵山優真に続く“3枠目”の争いも熾烈だ。この日のSPでは山本草太(中京大)が94.58点で2位。三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が93.91点で4位となり、2人は0.67点差で23日のフリーに挑む。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)

 今季は世界選手権の選考対象選手が事前に公表されており、男子3枠の候補リストでは宇野、鍵山が上位につけている。現状では三浦が3番手と言える立場。今大会で優勝すれば無条件で代表に選出され、2位、3位となった選手も出場切符獲得に近づくため、表彰台争いにも注目が集まる。

 山本はグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダで優勝したが、第4戦の中国杯では6位。「今日まですごく苦しい日々だった」と明かしたが、この日のSPでは冒頭の4回転―3回転の連続トウループ、4回転サルコー、3回転アクセルと全て着氷。ガッツポーズも飛び出す会心の演技で2位発進となった。「自分がやりたい演技を追求した。フリーに向けてもその思いは変わらない」と意気込む。

 三浦は2週前のGPファイナル期間中に胃腸炎の症状に苦しみ、体重も約3キロ落ちるなど万全ではない中で今大会を迎えた。こちらも4回転サルコー―3回転トウループ、3回転アクセル、4回転トウループといずれも着氷。「僕の中では今季一番の会心の出来」と手ごたえ十分だったが、足替えシットスピンがノーカウントと判定され、得点が伸びきらなかった。「全く納得いっていない」と判定に正直な胸の内も明かし、フリーに向けて「1点でも多く点数を取れるよう、しっかり考えていきたい」と話した。

 SP首位は宇野で104.69点をマーク。鍵山は冒頭の4回転サルコーで転倒し、93.94点の3位発進となっている。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集