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大谷翔平へ「もう何も壊さないで」 敵地の“粋な1枚”を選出、米紙が「超えてはならぬ一線」と称賛の珍場面

写真や動画などを世界約200の国と地域に提供する世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」の日本法人「ゲッティイメージズ ジャパン株式会社」は、2023年を報道写真で振り返る「Year in Review by Getty Images」を発表した。各部門でクリエイティブな写真が採用される中、米大リーグ・エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手も登場。敵地球場の粋なメッセージを激写した1枚が選出された。

大谷翔平【写真:ロイター】
大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平にメッセージを送った大型ビジョンとは

 写真や動画などを世界約200の国と地域に提供する世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」の日本法人「ゲッティイメージズ ジャパン株式会社」は、2023年を報道写真で振り返る「Year in Review by Getty Images」を発表した。各部門でクリエイティブな写真が採用される中、米大リーグ・エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手も登場。敵地球場の粋なメッセージを激写した1枚が選出された。

 8月27日(日本時間28日)の敵地メッツ戦。大谷の第1打席だった。シティフィールドのメインビジョンに映された顔写真や打撃成績の隣に、「お願いだから他には何も壊さないでね、ショウヘイ」というメッセージが表示されていた。実は前日、大谷は同球場の広告ビジョンを破壊する大ファウル。以降の打席ではメインビジョンで「請求書を送るからね!」という言葉が表示されていた。

 アメリカらしい連日のユーモアが脚光を浴びることに。米ニューヨーク地元紙「ニューヨーク・ポスト」も「メッツはシティフィールドでのショウヘイ・オオタニの電球破壊を忘れさせない」との見出しで取り上げ、「メッツはオオタニに対し、超えてはいけない一線を設けた:これ以上の破壊はなしだ」とセンスを称賛していた。

 広告は米ビールメーカーの人気商品「クアーズライト」のものだったが、同社公式Xは破壊されたビジョンを使って新たな広告を作成。実際に同じデザインの缶を販売するなど話が広がっていった。

 世界的な紛争、壊滅的な気候変動、継続的な経済混乱など、世界のムードに大きな影響が及んだ2023年。そうした悲しい出来事のなか、世界で多くの観客を魅了したアスリートたち。ゲッティイメージズでは「Year in Review by Getty Images」と題し、「スポーツ:アスリートたちの偉業の頂点」など各部門で心に残る写真を発表している。

【Year in Review by Getty Imagesの各部門】
・エディトリアル
(1)ニュース:戴冠式~紛争・歴史的ニュースの記録
(2)エンターテイメント:エンターテイメントに輝く芸術性
(3)スポーツ:アスリートたちの偉業の頂点
・クリエイティブ
テクノロジー:求められる独創性と自然な印象

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