大谷翔平の腕時計に米GQが注目

　米大リーグ・ドジャースに加入した大谷翔平投手はファッション誌をも虜にした。14日（日本時間15日）の入団会見でつけていた腕時計に注目した米男性ファッション誌「GQ」。「完璧な時計を選択した」と絶賛したことについて、米ファンからは「GQ」の着目ポイントに対して「大衆が理解する」「日本企業が史上最高の活動をした」といった声が上がっている。

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　さりげなく光った。ブルーグレーのスーツに、少し青みがかかったネクタイで会見した大谷。左手首に巻いていたのは、クラシカルなフォルムに上品さも兼ね備えた時計だった。新しいドジャースユニホームを着た時も見え隠れ。光に反射する場面もあった。

　米国のスポーツビジネス起業家、投資家のジョー・ポンプリアーノ氏がX（旧ツイッター）で「グランドセイコーのSBGM221 GMTを着用していた」「5000ドル（71万600円）未満で買える。素晴らしいチョイスだ」と称賛したように、同社公式サイトで60万5000円（税込）のアイテムは“1014億円男”の大谷がつけるにしては高くない。

　これに着目したのは、創刊92年の歴史を誇る世界的なファッション誌「GQ」。「ショウヘイ・オオタニは7億ドル（約1014億円）の契約を結ぶにあたり、完璧な時計を選択した」と題する記事を掲載。「木曜にドジャースタジアムで行われた最初の会見で、日本のアイコンは最もエクセレントな時計をつけていた」と記して、脚光を浴びせた。

　大谷のセンスを称賛する米ファンが続出する中、別のファンからは、腕時計にいち早く反応した「GQ」の着眼ポイントに同調の声も上がった。

「ショウヘイ、イケてる」
「グランド・セイコーは史上最高の活動をした」
「ついに大衆がGSを理解するだろう」
「これはとんでもないな」
「GSしか勝たん」
「これがショウ・タイムだ！」

　GQでは「日本で生まれ育ち、そこで野球のキャリアをスタートさせたことを考えると、その選択は確実に彼の遺産に対するプライドを反映したものに思える」と大谷がメイド・イン・ジャパンを選択したことも評価。「パリッとした新しいドジャースのユニホームを着て、手首にグランドセイコーGMTをつけた彼は、間違いなく10億ドル（あるいは7億ドル）の男に見えた」と絶賛した。