ダブルスも強い! 加藤&二宮組が日本勢初V王手「私たちは私たちの道をいきます」
テニスの「東レ パンパシフィックオープン」(アリーナ立川立飛)は21日、ダブルスの準決勝を行い、加藤未唯(ザイマックス)、二宮真琴(橋本総業)組が第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)、シュー・イーファン(中国)組を7-6、6-0で破り、決勝進出。日本勢初優勝に王手をかけた。
アジア大会銅メダルペアが第2シード撃破
テニスの「東レ パンパシフィックオープン」(アリーナ立川立飛)は21日、ダブルスの準決勝を行い、加藤未唯(ザイマックス)、二宮真琴(橋本総業)組が第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)、シュー・イーファン(中国)組を7-6、6-0で破り、決勝進出。日本勢初優勝に王手をかけた。
アジア大会銅メダルペアは強かった。第1セットはリードされる苦しい展開もタイブレークの末に逆転勝ち。すると一転して第2セットは圧倒した。第2シードを相手に、1時間19分でストレート勝ち。日本ペアでは初の決勝進出だ。
今季からペアを組む同級生の2人。2017年の全豪オープンで4強入りの実績を誇る23歳の加藤は「先にリードされて苦しい展開でしたが、サーブ、ストロークのフィーリングが良かったので、セットポイント取られた時もいけると思っていました」と激戦を振り返った。
一方で24歳の二宮も今季、全仏オープンで穂積絵莉とのペアで日本人初の決勝進出を果たした。「サービスがキープできなかったので、嫌な流れでしたが、加藤さんのストロークが良かったので大丈夫かなと思った」と“相方”を持ち上げた。
優勝なら日本勢初の快挙。加藤は「それは知らなかったです。過去の記憶は全く見ないので、私たちは私たちの道を行きます」と断言し報道陣を笑わせれば、二宮も「加藤さんがそう言っているので、気にせず頑張ります」と追従。息の合った?名コンビぶりを見せていた。
凱旋した大坂の快進撃に沸く今大会だが、ダブルスも確かな存在感を披露している。
(THE ANSWER編集部)