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「私は井上尚弥VSアフマダリエフが見たい」 前王者の8回TKO復活劇に米記者熱望「堅実な勝利だ」

ボクシングの前WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が16日(日本時間17日)、米国で行われた同級12回戦でケビン・ゴンサレス(メキシコ)に8回TKO勝ちした。約8か月ぶりの再起戦を制し、米メディアは戦慄のTKO動画を公開した。WBC&WBO同級王者・井上尚弥(大橋)のライバル候補の一人とされており、海外記者は「私は実のところ、イノウエ―アフマダリエフが見たい」と伝えた。

ゴンサレスにTKO勝利し、担がれて歓喜するムロジョン・アフマダリエフ【写真:Getty Images】
ゴンサレスにTKO勝利し、担がれて歓喜するムロジョン・アフマダリエフ【写真:Getty Images】

復活アフマダリエフの見事な左アッパーとは

 ボクシングの前WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が16日(日本時間17日)、米国で行われた同級12回戦でケビン・ゴンサレス(メキシコ)に8回TKO勝ちした。約8か月ぶりの再起戦を制し、米メディアは戦慄のTKO動画を公開した。WBC&WBO同級王者・井上尚弥(大橋)のライバル候補の一人とされており、海外記者は「私は実のところ、イノウエ―アフマダリエフが見たい」と伝えた。

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 アフマダリエフは顔から流血する相手にお構いなしだった。6回に左ストレートが炸裂。よろめいたところに左アッパー2連発でダウンを奪い、相手に膝をつかせた。再開後も猛攻。2つ目のダウンを奪い、会場から悲鳴が上がった。8回にも左アッパーで3つ目のダウン。再開後に左右の連打をお見舞いし、前のめりに倒れたところでレフェリーが試合を止めた。

 井上が標的とする王者の一人だったアフマダリエフは、4月にマーロン・タパレス(フィリピン)に判定負けで王座陥落。2020年1月から長く統一王者に君臨しただけに、番狂わせを許す格好となった。WBA&IBF王座を奪ったタパレスは、12月26日に東京・有明アリーナで井上と4団体統一戦を予定している。

 世界戦線に生き残った前王者に海外記者がX(旧ツイッター)で続々と反応した。英ラジオ局「トーク・スポーツ」のマイケル・ベンソン記者は「2024年にナオヤ・イノウエとマーロン・タパレスの勝者に挑戦する競争へと彼を連れ戻した」と興奮した様子で投稿した。

 米専門メディア「ボクシングシーン.com」のフランシスコ・サラザール記者も「アフマダリエフの堅実な勝利」「私は実のところ、イノウエ―アフマダリエフが見たい。あるいはもしタパレスが勝てば、アフマダリエフとタパレスの再戦が見たい」と熱望している。

(THE ANSWER編集部)


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