井上尚弥に挑戦状「あれは俺のベルトだ」 元王者アフマダリエフが復活8回TKO勝ちで対戦アピール
ボクシングの前WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が16日(日本時間17日)、米国で行われた同級12回戦でケビン・ゴンサレス(メキシコ)に8回TKO勝ちした。約8か月ぶりの再起戦を制し、米メディアは戦慄のTKO動画を公開した。WBC&WBO同級王者・井上尚弥(大橋)のライバル候補の一人とされている。戦績は29歳のアフマダリエフが12勝(9KO)1敗、26歳のゴンサレスが26勝(13KO)1敗1分け。
アフマダリエフが再起戦
ボクシングの前WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が16日(日本時間17日)、米国で行われた同級12回戦でケビン・ゴンサレス(メキシコ)に8回TKO勝ちした。約8か月ぶりの再起戦を制し、米メディアは戦慄のTKO動画を公開した。WBC&WBO同級王者・井上尚弥(大橋)のライバル候補の一人とされている。戦績は29歳のアフマダリエフが12勝(9KO)1敗、26歳のゴンサレスが26勝(13KO)1敗1分け。
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サウスポー同士の対戦。アフマダリエフは顔から流血する相手にお構いなしだった。細かいジャブで相手をコントロールすると、6回に左ストレートが炸裂。よろめいたところに左アッパー2連発でダウンを奪い、相手に膝をつかせた。再開後も猛攻。2つ目のダウンを奪い、会場から悲鳴が上がった。8回にも左アッパーで3つ目のダウン。再開後に左右の連打をお見舞いし、前のめりに倒れたところでレフェリーが試合を止めた。
井上が標的とする王者の一人だったアフマダリエフは、4月にマーロン・タパレス(フィリピン)に判定負けで王座陥落。2020年1月から長く統一王者に君臨しただけに、番狂わせを許す格好となった。WBA&IBF王座を奪ったタパレスは、12月26日に東京・有明アリーナで井上と4団体統一戦を予定している。
この日はスポーツ・チャンネル「DAZN」が試合を中継。リング上のインタビューでは、アフマダリエフは井上―タパレス戦の勝者と戦うチャンスについて、「マジで言ってる? あれは俺のベルトだ。奴らは俺のベルトを巡って戦う価値があるか? あいつらに聞いてみろ。あれは俺のベルトだ。俺がチャンピオンだ」と通訳を介して強気に挑発。「場所を教えてくれ」と決戦会場を求めるなど乗り気だった。
(THE ANSWER編集部)