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大谷翔平に井上尚弥「刺激を受けてます」 自身も大一番へ「頂点を極めて上に行きたい」

WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、26日に行われるWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦(東京・有明アリーナ)に向け、神奈川・横浜市内の所属ジムで練習を公開した。決戦まで残り11日。この日は米大リーグ・大谷翔平がドジャースの入団会見を実施。ともに日本が世界に誇るアスリートだが、井上は「刺激を受けます」と語った。

ドジャース入団記者会見に登壇した大谷翔平投手(右)【写真:ロイター】
ドジャース入団記者会見に登壇した大谷翔平投手(右)【写真:ロイター】

井上尚弥が練習公開

 WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、26日に行われるWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦(東京・有明アリーナ)に向け、神奈川・横浜市内の所属ジムで練習を公開した。決戦まで残り11日。この日は大谷翔平が米大リーグ・ドジャースの入団会見を実施。ともに日本が世界に誇るアスリートだが、井上は「刺激を受けます」と語った。

 二刀流とモンスター。それぞれの競技で歴史的活躍をするアスリートが、同じ時代にいるのはファンにとって幸せなことだ。この日、大谷は10年7億ドル(約1014億円)の巨額契約を結んだドジャースの入団会見を実施。井上は公開練習前の会見で報道陣に「同じ世界を舞台に戦っているが、刺激を受けることは」と投げかけられると、こう回答した。

「常にニュースで活躍を見るたびに刺激を受けていますが、ジャンルも違いますし、僕は(自分の競技で)頂点を極めて上に行きたい。ただ、刺激は受けています」

 近年のスポーツ界を盛り上げてきた2人。2018年12月の日本プロスポーツ大賞では、都内の表彰式で対面したこともある。

 大谷は新たなステージに進んだ一方、井上も大一番を控える。この日はシャドー2回、サンドバッグ打ちを1回披露。40秒のインターバルを除き、9分の練習を公開した。勝てば世界2人目の「2階級4団体統一」の偉業。ここまで“過去最多”116ラウンドのスパーリングをこなし、「いいトレーニングを積めました」と充実感を漂わせ、「凄まじいモチベーションがある」と気合いが入っていた。

 試合はNTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信される。戦績は30歳の井上が25勝(22KO)、31歳のタパレスが37勝(19KO)3敗。

(THE ANSWER編集部)


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