那須川天心、1.23世界ランカーと初対戦 ボクサー3戦目「差を見せて勝つ姿を」 寺地拳四朗も同日、中谷潤人は2.24バンタム級で3階級制覇へ
ボクシング興行「Prime Video presents Live Boxing」の第6弾と第7弾が14日、都内の会見で発表された。第6弾は1月23日にエディオンアリーナ大阪で、第7弾は2月24日に東京・両国国技館で開催。ボクシング転向3戦目となる那須川天心(帝拳)は第6弾に入り、121ポンド(約54.89キロ)契約8回戦で世界ランカーのルイス・ロブレス(メキシコ)と対戦する。この日は出場選手たちが会見。両興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。
「1.23」に寺地&阿久井&那須川、「2.24」に中谷&井上拓真&田中恒成
ボクシング興行「Prime Video presents Live Boxing」の第6弾と第7弾が14日、都内の会見で発表された。第6弾は1月23日にエディオンアリーナ大阪で、第7弾は2月24日に東京・両国国技館で開催。ボクシング転向3戦目となる那須川天心(帝拳)は第6弾に入り、121ポンド(約54.89キロ)契約8回戦で世界ランカーのルイス・ロブレス(メキシコ)と対戦する。この日は出場選手たちが会見。両興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。
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東洋太平洋スーパーバンタム級6位、日本同級7位で25歳の那須川は、格闘技戦績47戦全勝(キックボクシングは42戦)を誇り、今年2月にボクシングのプロテストに合格。4月にデビュー戦、9月に2戦目に臨み、ともに判定勝ちだった。相手のロブレスはWBA世界バンタム級13位、WBO同級14位の25歳。15勝(5KO)2敗1分けの戦績を持つ。
那須川は「前回、メキシコの地域王者にしっかり勝ってこの試合に繋げられた。今回初めての世界ランカーとの戦いになるけど、今までで一番の強敵。圧倒的な差というか、そこでどれだけ差を見せて勝つか。そこをファンも見ているので、そういうところを見せたい」と意気込んだ。
那須川と同じ第6弾では、WBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が、元WBA正規王者のWBA1位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)と防衛戦を行う。9月には指名試合としてWBC1位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に9回TKO勝ち。WBAは2度目、WBCは3度目の防衛に成功した。今回はWBAの指名試合。カニサレスは過去に田口良一と引き分け、小西伶弥と木村翔に判定勝ちした難敵だ。31歳の寺地は22勝(14KO)1敗、30歳のカニサレスは26勝(19KO)1敗1分け。
同日はWBA世界フライ級タイトルマッチも開催。王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に同級1位の指名挑戦者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が挑戦する。また54キロ契約8回戦では、辰吉丈一郎の次男・寿以輝(大阪帝拳)が那須川のデビュー戦で敗れた与那覇勇気(真正)と対戦する。
2月24日の第7弾では、WBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)がWBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦。勝てば3階級制覇となる。サンティアゴは7月のWBC世界同級王座決定戦で元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)に3-0の判定勝ち。井上尚弥が返上した王座を獲得した。25歳の中谷は26勝(19KO)、27歳のサンティアゴは28勝(14KO)3敗5分け。
同日には、WBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が同級6位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と対戦。11月に開催予定だったが、拓真の怪我により興行が延期となっていた。同日はWBO世界スーパーフライ級王座決定戦も行われ、同級1位・田中恒成(畑中)が同級2位クリスチャン・バカセグア(メキシコ)と対戦。バンタム級8回戦では、ジョナス・スルタン(フィリピン)と日本同級4位・増田陸(帝拳)が対戦する。
興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第6、7弾として独占生配信される。日本のプライム会員は追加料金なしで視聴可能。これまで昨年4月の村田諒太(帝拳)―ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦、同6月の井上尚弥(大橋)―ノニト・ドネア(フィリピン)戦、同11月の寺地―京口紘人(ワタナベ)戦、那須川のデビュー戦、2戦目の全5回が生配信され、いずれも大きな反響を集めた。
(THE ANSWER編集部)