感動呼んだ74秒 101歳インド女性が100M優勝 おばあちゃんはなぜ走るのか
感動を呼んだ息子への“ライバル心”「息子のやることは自分も全てやる」
圧巻の優勝を飾ったコーさんは、取材に対し、こう喜びを語ったという。
「ここに居られて本当にうれしい」「ここにいるみんなが息子のように感じる」
94歳から陸上のキャリアを開始して以来、息子と一緒にトレーニングを重ねてきたというコーさん。では、いったい、なぜ100歳を超えてなお、走り続けるのか。
「息子のやることは自分も全てやる」「歩いたり走ったり、料理したりして忙しい状態を保つようにしている」「生ある限り、諦めない。ランを愛する」
自分より若い息子へのちょっとしたライバル心、そして走ることを愛し、諦めない姿勢。それがエネルギーとなり、101歳の体を突き動かしていたようだ。
なお、コーさんは200メートル走、射撃、やり投げにも出場予定という。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer