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大谷翔平のド軍移籍、理由の1つは“日本への寄り添い” 米国の大谷マニアが推察した心遣い

米大リーグのエンゼルスからフリーエージェントになっていた大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、自身のインスタグラムでドジャースとの契約を明らかにした。ブルージェイズやジャイアンツも候補として報じられる中、同じ町を本拠地とするチームをまたぐ移籍に、日米で“大谷マニア”として知られるアナリストのベン・バーランダー氏は「3つの理由」を推測している。

大谷翔平【写真:ロイター】
大谷翔平【写真:ロイター】

ブルージェイズなども候補に上がっていた中で、なぜドジャース?

 米大リーグのエンゼルスからフリーエージェントになっていた大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、自身のインスタグラムでドジャースとの契約を明らかにした。ブルージェイズやジャイアンツも候補として報じられる中、同じ町を本拠地とするチームをまたぐ移籍に、日米で“大谷マニア”として知られるアナリストのベン・バーランダー氏は「3つの理由」を推測している。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門X(旧ツイッター)で「なぜショウヘイはドジャースを選んだのか? ベン・バーランダーによると、その理由は3つの単純なものだ」「1.勝利 2.お金 3.場所」と題した動画が公開されている。

 この中でバーランダー氏は「ショウヘイはドジャースを選んだ。私の意見では2、3の理由がある」と自論を口にしている。

「1つ目は勝利だ。彼は今勝ちたいんだ。ここ数日話されていた他のチームであるブルージェイズやカブスは今勝てるのか? 彼らはドジャースと同じように、勝つための準備がされているか?」と、大谷が望む「ひりひりしたシーズン終盤」を戦えるチームだとした。

「2つ目はお金だ。10年で7億ドル(約1014億円)、つまり1年で7000万ドル(約101億4000万円)。これはいくつかのチームの給与(選手総年俸)より高い。ショウヘイは1人でこれらのチームと同じくらい稼いでいる。これはとんでもないよ」と、ロサンゼルスという巨大マーケットを本拠地に、巨額投資を行える球団であることも大きな理由だとしている。

 そして、最後は大谷の配慮もあったのではと推測。「場所だ。西海岸は日本にいる人たちが起きて、ショウヘイがプレーするところを見るのを容易にする。彼は日本にいる人たちに寄り添う存在であり、簡単に彼が野球をプレーするところを見られるようにしたかったんだ。これはここ、ドジャースにも当てはまる」。日本から応援するファンへの配慮として、本拠地での試合中継などが見やすくなる球団を選んだのではないかとしている。

(THE ANSWER編集部)


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