アフマダリエフが容赦なく顔面をえぐる様子とは

　ボクシングのWBC＆WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥（大橋）は、12月26日に東京・有明アリーナでWBA＆IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス（フィリピン）と4団体統一戦を行う一方、王者たちに隠れた強者が注目を浴びている。本人が相手選手をボコボコにする動画を公開。「最強の中の最強だ」「見るのが待ちきれない」と反響が集まった。

　リングで躍動しているのは、前WBA＆IBF世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ（ウズベキスタン）だ。岩佐亮佑など過去に対戦した相手たちに自慢の強打を連発。ダメージを受けて屈んだ相手に対し、問答無用で顔面を下からえぐるように容赦なくタコ殴りする場面もあった。

　インスタグラムに動画を公開したアフマダリエフは、文面に「あと10日」と記して投稿。16日（日本時間17日）にケビン・ゴンサレス（メキシコ）と同級12回戦を行うことを告知した。海外ファンからは「蝶のように舞い蜂のように刺す」「頑張れ、チャンプ」「見るのが待ちきれないよ。ベルトを奪還しよう！」「最強の中の最強だ」と期待や興奮の声が集まっている。

　アフマダリエフは4月にタパレスに判定負けし、王座陥落したが、2020年1月から長く統一王者として君臨していた。ボクシングファンにはお馴染みだが、井上の存在によってボクシングに興味を持つ層には現在の2人の王者に隠れた強者。戦績はタパレスに敗れた以外は11勝（8KO）を誇り、次戦が再起戦となる。