韓国人恩師が語るアジア女王・平野美宇「美誠が天才肌なら、美宇は努力家」
卓球の韓国オープン(仁川)は各種目の決勝が行われた23日に幕を閉じた。女子シングルスでは、平野美宇(エリートアカデミー)が準決勝で石川佳純(全農)に敗れたが、韓国メディアは日本の17歳に大注目していた。
韓国OP出場で地元メディアも大注目「日本の17歳の天才」「最高のニュースメーカー」
卓球の韓国オープン(仁川)は各種目の決勝が行われた23日に幕を閉じた。女子シングルスでは、平野美宇(エリートアカデミー)が準決勝で石川佳純(全農)に敗れたが、韓国メディアは日本の17歳に大注目していた。
その理由はもちろん、中国で開催された第23回アジア選手権の女子シングルスで、世界王者・中国の牙城を崩して優勝したことが広く知れ渡っていたからだ。平野がエースの世界ランク1位・丁寧を含む上位3選手を破った衝撃は、韓国でも驚きを持って伝えられた。
韓国スポーツ紙「スポーツ朝鮮」は「難攻不落の卓球万里の長城を崩した10代の卓球少女が登場した。(アジア選手権の優勝で)海外の卓球ファンは平野を“チャイニーズドラゴンスレイヤー”とあだ名をつけた。中国を象徴する“龍”を倒したという意味だ」と紹介した。
テレビ局「SBSニュース」は、韓国オープンに出場していた平野の結果について、女子シングルスの準決勝で敗れたものの、「日本の17歳の天才・平野美宇」との表現を使い、結果を伝えていた。
また、経済紙「ヘラルド経済」は「アジア選手権で中国勢を破った日本の17歳平野美宇は、最高のニュースメーカーだった。アジアチャンピオンの資格でコリアオープンに出場したことで、国内でもがぜん、注目の的だった」と紹介した。