QT51位で涙 「これ以上頑張れないんじゃないか」よぎった金田久美子が決意新た「まだ頑張れる」
国内女子ゴルフの2023年クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージは1日、静岡県・葛城GC宇刈C(6421ヤード、パー72)で最終日が行われ、34歳の金田久美子(スタンレー電気)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算4オーバーの51位だった。前半戦出場権の目安となる35位前後となることは出来ず「QTが終わって悔しくて涙が出てきて」と胸の内を明かした。ファンからは「感動しました」「これからも応援しています」と声援が送られている。
QTファイナルステージ
国内女子ゴルフの2023年クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージは1日、静岡県・葛城GC宇刈C(6421ヤード、パー72)で最終日が行われ、34歳の金田久美子(スタンレー電気)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算4オーバーの51位だった。前半戦出場権の目安となる35位前後となることは出来ず「QTが終わって悔しくて涙が出てきて」と胸の内を明かした。ファンからは「感動しました」「これからも応援しています」と声援が送られている。
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金田は11月に行われた大王製紙エリエールレディスで、第2ラウンド途中に棄権。メルセデス・ランキング(MR)63位のため、来季シード権を喪失していた。QTでは初日にイーブンパーの26位発進。しかし2日目に74、3日目に75とスコアを伸ばせなかった。QT終了後にインスタグラムを更新。「悔しくて情けない1年だったけど悔いなし。最後まで無駄にした一日も一打もありません」と記した。
昨年10月の樋口久子・三菱電機レディスで11年189日ぶりの通算2勝目を挙げて臨んだ今季。「今年1年、もしだめだったら、もう自分はこれ以上頑張れないんじゃないかって、自分の中でそんな事を考える1年でした」と振り返り、「オフに苦しいトレーニングと練習をこなして、シーズン中も自分を追い込んでモチベーションを保って、魂消えずに今後も戦えるのか正直不安でした」と明かし、このように続けた。
「ただ試合に出て、ゴルフをすることは出来るかもしれません。でも私にはただゴルフをすると言う選択肢はありません」「今日QTが終わって悔しくて涙が出てきて、この気持ちがあるうちはまだ辛く感じるあの時間も頑張れると思いました」
来季に向けて前を向いた金田。「なので明日からのオフもしっかりトレーニングをして練習して苦しい時間を乗り越えて上手くなれるように頑張ります」と意気込み、支えてくれたスポンサーやファンへ「1年本当にありがとうございました!」と感謝を忘れなかった。
投稿には、今季で日本ツアーから引退したイ・ボミも「お疲れさま。がんばりましたね。くみちゃんだいすきだよ」と労い。ファンからも「めちゃくちゃかっこいいです! これからもずっと応援しています」「メッセージ読んで感動しました。応援してます」「気持ちがあればきっと結果はついてきます」「魂がある限り応援するよ」「がんばれー金久美プロ」と声援が送られていた。
(THE ANSWER編集部)