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左ひざに痛々しいテーピング、インフルエンザ感染…“厄年”乗り切った三ヶ島かなの感慨

国内女子ゴルフの2023年クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージは1日、静岡県・葛城GC宇刈C(6421ヤード、パー72)で最終日が行われ、三ヶ島かな(ランテック)は通算イーブンパーの26位。来季の前半戦出場権を獲得した。左ひざの怪我にも苦しんだ今季。「苦しいことばかりが目立った1年になりましたが、得たものは大きなことばかりです」と心境を明かしている。

三ヶ島かな【写真:Getty Images】
三ヶ島かな【写真:Getty Images】

QTファイナルステージ最終日

 国内女子ゴルフの2023年クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージは1日、静岡県・葛城GC宇刈C(6421ヤード、パー72)で最終日が行われ、三ヶ島かな(ランテック)は通算イーブンパーの26位。来季の前半戦出場権を獲得した。左ひざの怪我にも苦しんだ今季。「苦しいことばかりが目立った1年になりましたが、得たものは大きなことばかりです」と心境を明かしている。

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 統合シーズンだった2020-21年度の最終戦、JLPGAツアー選手権リコーカップでメジャー制覇を成し遂げた三ヶ島。シード選手だった今季は左ひざの痛みと戦い、痛々しいテーピングがラウンド中も目立った。開幕戦のダイキンオーキッドレディスこそ9位だったが、その後は予選落ちが続く時期も。インスタグラムには「インフルエンザでした」とツアー最終戦後に判明した体調不良の原因も明かした。

「とてつもなくタイミングの悪い年としか言いようがないほど、私にできる事全てやり尽くしたけど、日々変わりすぎる自分の体に、対応力が備わってなかったです」と苦難の1年を回顧。経験をプラスにとらえたうえで「でももっと冷静に、もっと深く考えて、自分自身どこか逃げてたのかな?と、考えたりもします」とも記した。

 リコーカップ優勝で3年間の複数年シードを保持していたが、行使せず7年ぶりのQTに参戦。「さすがに痺れました。ぐっちゃぐちゃな気持ちだったけど、今できること精一杯やりきることができ、前半戦の出場権獲得することができました」と報告した。「#厄年?」「#こんな年もあるよね」とハッシュタグ付きで記しながら「苦しいことばかりが目立った1年になりましたが、得たものは大きなことばかりです」と来季へ前向きな言葉を記した。

(THE ANSWER編集部)

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