F1決勝で首位にも立った角田裕毅は「10点満点」 海外メディア称賛「今週末のスターだった」
自動車レースのF1今季最終戦アブダビGPは26日、決勝が行われ、6番グリッドからスタートしたアルファタウリの角田裕毅は8位でフィニッシュし、4ポイントを獲得した。一時、キャリア初のラップリーダーを記録する走りで、ドライバー・オブ・ザ・デイにも初選出。海外メディアは「今週末のスターだった」と10点満点の評価を与えた。
アブダビGP
自動車レースのF1今季最終戦アブダビGPは26日、決勝が行われ、6番グリッドからスタートしたアルファタウリの角田裕毅は8位でフィニッシュし、4ポイントを獲得した。一時、キャリア初のラップリーダーを記録する走りで、ドライバー・オブ・ザ・デイにも初選出。海外メディアは「今週末のスターだった」と10点満点の評価を与えた。
ほとんどのドライバーが2ストップを選択する中、1ストップで粘り強く走り抜いた。6番グリッドからスタートした角田は、他のマシンが続々とピットインする中でもステイアウト。18周目から22周目まで、5周にわたってリードラップを記録した。日本人では2004年の佐藤琢磨以来、2人目の快挙だった。
8番手で迎えた最終ラップでは、7回の世界王者を誇るメルセデスのルイス・ハミルトンに一時オーバーテイクを許すも即座に抜き返し、8番手を死守してチェッカー。粘り強い走りを見せた角田は世界のファンから24.2%の得票を得て、自身初のドライバー・オブ・ザ・デイにも選出された。
英モータースポーツ専門メディア「クラッシュ・ネット」は「アブダビのドライバーレーティング:ユウキ・ツノダは、彼がなぜ2025年のレッドブルから見過ごされるべきではないのかを示した」と題する記事を公開。F1ジャーナリストのコナー・マクドナー記者が、各ドライバーを10点満点で評価した。
角田は今季19度目の優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と並ぶ10点満点の最高評価。「今週末のスターだった。予選では6位、力強いポイントで支持を受けた。1ストップ戦略はそれほどうまくいかなかったが、彼は最後のラップでなんとかハミルトンを振り切った」と称賛した。
(THE ANSWER編集部)