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NHK杯を制した鍵山優真を女性新コーチが称賛 元名手コストナー「彼は全てでまだ成長できます」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は25日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の22年北京五輪銀メダリスト・鍵山優真(オリエンタルバイオ)が182.88点で合計288.39点をマーク。186.35点、合計286.55点で2位となった宇野昌磨(トヨタ自動車)とわずか1.84点差の一騎打ちを制し、優勝を飾った。今季から師事するソチ五輪銅メダリストの元名手カロリーナ・コストナーコーチは教え子を称賛した。

鍵山優真【写真:矢口亨】
鍵山優真【写真:矢口亨】

GPシリーズ第6戦・NHK杯

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は25日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の22年北京五輪銀メダリスト・鍵山優真(オリエンタルバイオ)が182.88点で合計288.39点をマーク。186.35点、合計286.55点で2位となった宇野昌磨(トヨタ自動車)とわずか1.84点差の一騎打ちを制し、優勝を飾った。今季から師事するソチ五輪銅メダリストの元名手カロリーナ・コストナーコーチは教え子を称賛した。

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 最終滑走で登場した鍵山は、冒頭から高さのある4回転サルコーを着氷。4回転トウループ―1回転オイラー―2回転サルコーの3連続ジャンプも綺麗に決めた。中盤の3回転アクセルで転倒する場面があったが、動じることなく、洗練されたステップ、スピンを披露。堂々と演じ切り、場内の大歓声を浴びた。

 リンクサイドから見守り、試合後、取材に応じたコストナーコーチは「まず、彼がどのように準備して、努力してきたかを誇りに思います。また、彼がいかにそれを氷の上で見せることができたか。かなりの進歩がありました。完璧ではありませんでしたし、彼はどこを改善していきたいか分かっているに違いありませんが、改善の余地があるのはとても良いことです」と評価した。

 演技前には「自由に滑るように」「最後まで集中するように」と伝えたというコストナーコーチ。成長した部分を問われると「彼は自分の立ち位置と、どこを改善していきたいのかを本当に自分でよく理解するようになったこと。自分の性格や人間性をスケーティングで表すことに責任を持つようになりました」と述べ、自らを客観視しながら着実にスケーターとして階段を上っているという。

 今後の課題については「彼は全ての部分でまだ成長できます。全ての大会で学ぶところがあります。新しいモチベーションを持って家に帰ることができます。ショウマ(宇野)と一緒に氷上に立つことが、本当に良いスケートをできるようにというモチベーションに繋がっているに違いありません」と伸びしろに期待した。

(THE ANSWER編集部)

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