“札束合戦”劣勢でも「全ての兆しはドジャース」 大谷翔平獲得に地元レポーター自信満々のワケ
米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の去就が日米で注目されている。最有力候補と見られるドジャースのレポーターは「全ての兆しはドジャースに向いている」と断言。「あまりによくフィットしている」とし、他球団がより高額のオファーを出したとしても優勢は揺るがないと自信を見せた。
ドジャースのレポーターが地元ラジオ局で熱弁
米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の去就が日米で注目されている。最有力候補と見られるドジャースのレポーターは「全ての兆しはドジャースに向いている」と断言。「あまりによくフィットしている」とし、他球団がより高額のオファーを出したとしても優勢は揺るがないと自信を見せた。
大谷とドジャースがぴったりの関係だと指摘したのは、米専門局「MLBネットワーク」でドジャースのレポーターを務めるデビッド・ヴァセイ氏。カリフォルニア州地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」の専門番組「ドジャートーク」に出演し、「全ての兆しはドジャースに向いている」と熱弁をふるった。
同氏は「それがいつか、いくらかは分からないが、全ての兆しはオオタニとドジャースが合意点を見つける方向に向いている」と指摘。関係者から聞いた情報として、大谷の契約が決まるのは、ウィンターミーティングが開催される12月4~7日(日本時間5~8日)頃との見通しを伝えた。
同地区のライバルであるジャイアンツも大谷獲得に積極的と見られるが、「口説き文句が実を結ぶとは思えない」と牽制。「他にもドジャースより高額なオファーを出すチームが出てくることも予想できるが、(ドジャースと)あまりによくフィットしているため、彼がドジャースと契約するのはかなり理にかなっている」と提示額で下回っても優勢は揺るがないと自信を見せた。
その理由として同氏は「オオタニにとってはお金が全てではないと聞いている。フィット、快適な環境、勝てるチームということ、その全てがチームのオファー(金額)と同じぐらいの重みを持つ。ドジャースは大金を提示できるし、今年だけでなく契約期間中ずっと勝てるチャンスも与えられる」と説明した。
エンゼルスとの再契約の可能性も残っているとしつつ、「エンゼルスに復帰するなら、それは1~3年の短期契約になるだろうと聞いている」と言及。「他の球団に行くなら、10年以上、それもオプトアウト権付きだと球界の人たちは推測している。それが周辺の人たちから私が得ている情報だ」と取材を踏まえた予想を披露した。
(THE ANSWER編集部)