半田陸の冷静アシストが「なかなか熱い」

　2024年パリ五輪世代のサッカーU-22日本代表は18日、同アルゼンチン代表と静岡・IAIスタジアム日本平で国際親善試合を行い、5-2の快勝を収めた。後半に4ゴールを奪う猛攻で強豪国に勝利。後半30分の決勝弾をアシストしたDF半田陸の冷静さに対し、ネット上のファンから「実況、解説、ピッチの誰よりも落ち着いていた」「落ち着きヤバっ」と驚きの声が上がっている。

　解説者も「打て」と叫ぶほど決定的な場面だった。2-2で迎えた後半30分。MF松村優太がペナルティエリア内で仕掛けて縦へ突破すると、左足でクロスを送った。ファーサイドでフリーで待ち構えた半田がトラップ。ゴールまでは約5メートルだったが、冷静に正面へパス。最後は後方から走り込んだMF鈴木唯人が合わせて3-2と勝ち越した。

　冷静なアシスト動画を、「アベマサッカー」公式X（旧ツイッター）が公開。ネット上のファンも「この半田すばらしい」「なかなか熱いなこれ」「実況、解説、ピッチにいた誰よりも落ち着いていた半田　シンプルに最高です」「陸の落ち着きヤバっ」「こんなごちゃついた場面でよく見えてるわ」「見てるやつよりプレーしてるやつが冷静なのわろた」と反応するなど度肝を抜いている。

　半田はJ2モンテディオ山形の下部組織から育った21歳。今季J1のガンバ大阪へ移籍した。今季リーグ戦21試合1得点とし、3月には出場こそなかったものの日本代表に初選出。パリ五輪を目指すU-22日本代表での活躍が期待されている。