3万人超の東京Dで「スターのようだった」 ブーイングも浴びた豪州18歳右腕、日本戦の経験に感謝
アジアプロ野球チャンピオンシップは18日、東京ドームで第3日が行われた。日本代表「侍ジャパン」はオーストラリアに10-0で8回コールド勝ち。予選は3戦全勝とした。この試合で先発したオーストラリアの18歳ジャック・ブシェル投手は試合後の会見で、3万人を超える観衆が集まった東京ドームでのプレーについて「スターのようだった」と振り返っている。
カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
アジアプロ野球チャンピオンシップは18日、東京ドームで第3日が行われた。日本代表「侍ジャパン」はオーストラリアに10-0で8回コールド勝ち。予選は3戦全勝とした。この試合で先発したオーストラリアの18歳ジャック・ブシェル投手は試合後の会見で、3万人を超える観衆が集まった東京ドームでのプレーについて「スターのようだった」と振り返っている。
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「日本戦は厳しくなる。投球も打線も素晴らしいので、いい経験になる」とデービッド・ニルソン監督が先発マウンドに送り込んだブシェル。初回、三塁内野安打で出塁した日本の1番・藤原恭大に対し、計3度の牽制球を送ると、右翼席で応援する一部ファンなどからブーイングが生まれていた。
その後1点を失ったものの、最速145キロの直球などで2回2安打1失点。万波、佐藤からは三振も奪った。
日本相手のピッチングについて、ブシェルは試合後の会見で「私は満足しています。あくまでアウェーの試合の中で私にとって素晴らしい経験になった。結果よりも実際にこの場で投げることができたのが嬉しいです」とコメント。報道陣からこの日、東京ドームに3万7221人の観衆が集まったことを伝えられると、「本当に楽しかったです。スターのようだった。最初は緊張していましたが、2イニング目は0点に抑えることができて良かったです」と振り返った。
ブシェルは2005年9月生まれの18歳。今季はABLアデレード・ジャイアンツに所属していた。身長186センチ、75キロの右腕。日本戦で得たことについては「大人数の前で投げるということは、いろいろと学ぶことになったので、将来この経験をぜひ生かしていきたい」と語り、今後の飛躍を誓っていた。
(THE ANSWER編集部)