韓国打線を7回0封、隅田知一郎を侍首脳陣が絶賛 井端監督「これ以上ない」吉見コーチ「出来すぎ」
アジアプロ野球チャンピオンシップ第2日が17日、東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」が韓国を2-1で下した。開幕2連勝で単独首位に立ち、決勝進出。先発の隅田知一郎投手(西武)が7回3安打無失点、7奪三振と好投した。吉見一起投手コーチは「本当に出来すぎじゃないかなと思います」と手放しで称えた。
カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
アジアプロ野球チャンピオンシップ第2日が17日、東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」が韓国を2-1で下した。開幕2連勝で単独首位に立ち、決勝進出。先発の隅田知一郎投手(西武)が7回3安打無失点、7奪三振と好投した。吉見一起投手コーチは「本当に出来すぎじゃないかなと思います」と手放しで称えた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「緊張はしなかった」の言葉通り、序盤から快投。威力ある速球に鋭く落ちるボールも冴え、韓国打線を3回までパーフェクトに封じた。4回に2安打を許して2死一、二塁のピンチを迎えるも、相手の5番ムン・ヒョンビンを146キロの直球で力ない投ゴロに打ち取った。僅か77球で7回を投げ切るテンポの良さが光った。
井端監督もこの好投を会見で称賛。「初回から素晴らしいボールで安心してましたし、どのボールでもストライクを取れた。これ以上ない投球をしてくれた」と評価した。
吉見投手コーチは、登板途中で変化球が抜け始めたことを心配していたと明かしながら「(その後に)またストレートが走り出しましたし、変化球も決まりだした。6回まで行ってくれたらと思っていたけれど、本当に出来すぎじゃないかなと思います。ピンチもあったけれど、素晴らしい投球をしてくれた」と頷いた。
西武では今季9勝10敗と2ケタ勝利には届かなかったものの、131回を投げて防御率3.44の成績を残した。接戦となった日韓戦。24歳の隅田は「僕自身も初めての大会。やれることは限られているので、自分のやることを変えずにやってやるぞという気持ちだった」と胸を張った。
(THE ANSWER編集部)