シード喪失・金田久美子「苦しいです」 無念の棄権で確定「喉が痛くて…ファンに申し訳ない」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは17日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で第2日が行われた。ツアー通算2勝の金田久美子(スタンレー電気)は前半終了後に棄権。メルセデス・ランキング(MR)63位のため、来季シード権を獲得できないことが決まった。
大王製紙エリエールレディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは17日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で第2日が行われた。ツアー通算2勝の金田久美子(スタンレー電気)は前半終了後に棄権。メルセデス・ランキング(MR)63位のため、来季シード権を獲得できないことが決まった。
キンクミが無念の棄権となった。前半を終えたところで申し出。MR50位以内に入る可能性がなくなり、シード権喪失となった。ラウンド後は「喉が痛くて喋るのもつらくて苦しいです。声もあまり出ない」「昨日からです」と説明した。初日は2オーバーの75位だった。
昨年10月の樋口久子・三菱電機レディスで11年189日ぶりの2勝目を挙げ、ファンの感動を呼んだ。1988年のツアー制施行後では最長ブランクV。今週の活躍で逆転シードを目指したが、かなわず。「まず応援に来てくださったファンの方々に大変申し訳なく思っています。良いゴルフをしてイメージよくQT(予選会)を迎えたかったのですが、とても残念な結果になってしまいました」と心境を明かした。
来季の出場権を目指し、28日開幕の最終QT(静岡・葛城GC宇刈C)を受験予定。「体調をしっかり元に戻して上位でQT通過できるように頑張ります」と前を向いた。
(THE ANSWER編集部)