日本らしい“食べられる花束”がスケートW杯で生まれた理由 裏には海外選手にも嬉しい心遣い
スピードスケートのワールドカップ(W杯)第1戦が北海道・帯広の明治北海道十勝オーバルで行われ、表彰台に上がる選手に渡される日本ならではの花束が話題になった。海外選手も笑顔で受け取り、日本ファンからも「面白い」「外国の選手が凝視してる」などと注目されていたが、このブーケが生まれた理由を日本スケート連盟が説明している。
スピードスケートのW杯で花束が話題に
スピードスケートのワールドカップ(W杯)第1戦が北海道・帯広の明治北海道十勝オーバルで行われ、表彰台に上がる選手に渡される日本ならではの花束が話題になった。海外選手も笑顔で受け取り、日本ファンからも「面白い」「外国の選手が凝視してる」などと注目されていたが、このブーケが生まれた理由を日本スケート連盟が説明している。
メダルを獲得した選手に贈られる花束。よく見ると、地元・北海道の銘菓がふんだんに詰まった“食べられる花束”になっていた。帯広に本社を持つ「六花亭」のマルセイバターサンドのほか、同じく北海道の「柳月」の月ふわりなど、地元のお菓子がプレゼントされていた。
インスタグラムのフォロワー422万人と大人気のオランダ女子選手で、北京五輪女子1000メートル銀メダリストのユッタ・レールダムは、大会で獲得したメダルとともにこのブーケも自身のファンに向けて紹介。表彰台で受け取った海外選手も笑顔で興味深く見るシーンがあり、X上では「外国の選手がお菓子を凝視してる」「さすが帯広!お菓子の街」などと日本ファンもコメントを書き込んでいた。
このブーケについて、日本スケート連盟は「表彰で使われているブーケはSDGsに配慮して、地元帯広のお菓子の詰め合わせになっています」と公式インスタグラムで説明。自分で食べるにもよし、お土産にもよし。持ち帰りやすく、気遣いが込められている。
(THE ANSWER編集部)