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25年前のパターで単独首位 三ヶ島かなが告白、担当者が「ヤバいのあるから楽しみにしててって」

女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスが10日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で開幕した。ツアー通算1勝の三ヶ島かな(ランテック)は9バーディー、1ボギーの64で回り、8アンダーで2位に1打差の単独首位発進。25年前のパターでスコアを伸ばしたことを明かした。

三ヶ島かな【写真:Getty Images】
三ヶ島かな【写真:Getty Images】

伊藤園レディスが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスが10日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で開幕した。ツアー通算1勝の三ヶ島かな(ランテック)は9バーディー、1ボギーの64で回り、8アンダーで2位に1打差の単独首位発進。25年前のパターでスコアを伸ばしたことを明かした。

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 まさかのパターでバーディーラッシュだ。三ヶ島は出だしの10番で8メートルをねじ込んでバーディー。さらに3つ伸ばすと、17番は3メートル、18番は4メートルを入れて連続バーディーだ。後半も3つ伸ばして2位の岩井明愛に1打差の単独首位。「パットがよく入ってくれました」と振り返り、使用したパターについてこう明かした。

「25年前のミズノのパターです。削り出しで独特の打感で、軟らかいって言っていいのか、硬いって言っていいのか、なんとも言えない。説明できないので打って感じてほしい」

 パターの名前も「知らない……。真っ黒で何も書いてなくて」と困惑するほど古い逸品だった。

 2021年に国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを制したが、今季は膝痛の影響で苦戦。「結構重傷だったみたいで、いろんなところが狂っていた」。最終的に1か月前にパットのアドレスに狂いが生じていることに気づき、ショットにも影響していた。

 改善するためにパターを変更。「もともと今年は古いパターを結構使っていて、悩んだ時にみんながいろいろ持ってきてくれた。ミズノの方から『もっと古い、ヤバいのがあるから楽しみにしてて』と言われて、持ってきてくれました」と今回のパターがハマった。

 膝の痛みは気温の低下も影響する。「朝は良くないですね。カイロを貼りたい」。メルセデス・ランキングは67位の状況について「勝たないとダメですよね。むしろ開き直ってQT(予選会)の準備しようって感じでやっています。失うものもないので、今できることをしっかりやっていけたらいいなと思います」と前を向いた。

(THE ANSWER編集部)


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