大谷翔平、山本由伸の「次」を狙うドジャース 意外な“補強”で見えた思惑を地元紙指摘
米大リーグの大谷翔平投手が現地時間2日、正式にエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった。争奪戦のゴングが鳴る直前の10月31日(同11月1日)、移籍先の最有力候補と見られるドジャースは選手でもコーチでもない“補強”を敢行。地元紙は「ドジャースの計画を示唆している」と日本市場狙いの兆候を指摘した。
ドジャースはグローバル・パートナーシップ担当本部長の就任を発表
米大リーグの大谷翔平投手が現地時間2日、正式にエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった。争奪戦のゴングが鳴る直前の10月31日(同11月1日)、移籍先の最有力候補と見られるドジャースは選手でもコーチでもない“補強”を敢行。地元紙は「ドジャースの計画を示唆している」と日本市場狙いの兆候を指摘した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
大谷に加え、ポスティング制度を利用してメジャーに挑戦するオリックスの山本由伸投手も目玉となる今年のFA市場。両投手の移籍先候補として頻繁に名前が挙がるドジャースは31日、グローバル・パートナーシップ担当本部長として、ロレンツォ・シャリーノ氏を迎えることを発表した。
カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ドジャースは日本人スターを求めている。彼らはショウヘイ・オオタニではない選手を手に入れられるか?」と題する記事を掲載。この動きを「ドジャースの計画を示唆している」ものとして紹介した。
同紙は、ドジャースが大谷と山本の「少なくともどちらかを獲得する有力候補と見られている」と言及。「シャリーノ氏を雇ったことは、どちらかと契約したときに、球団と選手にとって収益を最大化させるためのドジャースの計画を示している」と指摘した。
さらに「この球団のレーダーに入っている日本人スターはオオタニとヤマモトだけではない」と続け、ロッテの佐々木朗希投手の名前を挙げた。22歳になったばかりの佐々木を「すでに世界で最高の投手の1人と考えられている」と紹介。「彼がいずれメジャーに移籍すれば、入札競争になると見られている」と争奪戦になることを予想した。