女子ゴルフで涙ぐんだ2位選手の決着直後に感動の声 勝者を称え「素晴らしいプロ意識と感心」
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシックは5日、茨城・太平洋クラブ美野里C(6598ヤード、パー72)で最終日が行われた。ツアー初優勝を狙った桑木志帆(岡山御津CC)は通算21アンダーで、優勝した稲見萌寧(Rakuten)に1打及ばず悔し涙。それでも決着直後、気丈に勝者をたたえる行動がファンの心を打った。LPGA(全米女子プロゴルフ協会)が優勝シーンを公開すると、稲見への祝福とともに「勝者を称える笑顔が素晴らしくて感動」「桑木プロは強くなるんだと感じました」と注目されている。
日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシックは5日、茨城・太平洋クラブ美野里C(6598ヤード、パー72)で最終日が行われた。ツアー初優勝を狙った桑木志帆(岡山御津CC)は通算21アンダーで、優勝した稲見萌寧(Rakuten)に1打及ばず悔し涙。それでも決着直後、気丈に勝者をたたえる行動がファンの心を打った。LPGA(全米女子プロゴルフ協会)が優勝シーンを公開すると、稲見への祝福とともに「勝者を称える笑顔が素晴らしくて感動」「桑木プロは強くなるんだと感じました」と注目されている。
20歳の桑木はツアー初優勝を目指して最終日最終組で戦った。前半を1打差の首位で折り返したが、最後は稲見に逆転を許して2位に。グリーン上で涙ぐみ、悔しさをにじませながらも稲見のウイニングパットを見届けた。畑岡に続き、笑顔で両手を広げ、勝者への祝福のハグ。心から健闘をたたえ合った。
決着直後からX上などで話題になっていたシーン。LPGAは公式インスタグラムにこのシーンの映像を公開すると、日本のファンからは「稲見プロおめでとう」「本当に、お疲れ様でした」と稲見への祝福コメントの他、桑木の様子にも反響が集まった。
「もちろん稲見さんは凄かったけど、桑木さんの悔し涙 勝者を称える笑顔が素晴らしくて感動しましたぁ」
「惜しくも負けちゃったけど、桑木さんも偉かった!ウィナーに対する敬意を示してくれた。20歳の娘ができるんだぜ!!」
「桑木プロも悔しさがある中、優勝者への敬意を忘れず年齢、経験と関係無く素晴らしいプロ意識だと感心しました」
「自分への悔しい思いと勝者への敬意、桑木プロは強くなるんだと感じました」
桑木はホールアウト後のコメントで「ロングでセカンドを狙っていて、グリーン捉えてイーグルパットするとか、崩れるようなゴルフではないと思ったので、安定というか、さすがだなと思いました」と、稲見のプレーを称賛している。
(THE ANSWER編集部)