「偉そうなことは言えないけど…」 渋野日向子、同組の10代4勝・櫻井心那に伝えたこと
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック第3日が4日、茨城・太平洋C美野里C(6598ヤード、パー72)で行われ、40位で出た渋野日向子(サントリー)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダーで29位に浮上した。10代ですでにツアー通算4勝の櫻井心那(ニトリ)と同組に。先に米女子ツアーを主戦にする中、会話の一端を明かした。
TOTOジャパンクラシック
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック第3日が4日、茨城・太平洋C美野里C(6598ヤード、パー72)で行われ、40位で出た渋野日向子(サントリー)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダーで29位に浮上した。10代ですでにツアー通算4勝の櫻井心那(ニトリ)と同組に。先に米女子ツアーを主戦にする中、会話の一端を明かした。
渋野は10番でボギー発進となったが、15、17、18番のバーディーで獲り返した。後半5番は6メートルのバーディーパットを沈め、7番パー4は残り66ヤードの第2打を1メートルへ。チャンスをものにするバーディーで10アンダー。来季の米ツアーシード権獲得のため、少しでも上位に食い込みたいところで29位まで浮上した。
「スタートの3パットの流れから、最近の自分の感じからいうと頑張った方かなと思います。まだやれたなという部分もあったんですけど……。最近は3日目に落としてしまうという謎の現象がずっと起きていたので、それが自分の頭の片隅にあったので何とか4アンダーで回れて良かったです」
19歳で今季4勝を挙げた櫻井とのラウンド。米ツアーに関する話をしたという。
「(櫻井が)挑戦をしたい気持ちがあるのはわかっているので……。でも、まだ私は2年目なので偉そうなことが言える立場ではないですが、やっぱり一人で行ける場所ではないので、周りの協力も必要だけど、自分の気持ちも大切にしてほしいし、挑戦したい気持ちは凄くいいと思う。まだ19歳なので、先は長いと言いつつ悔いの残らないようにやってほしいなという話をちょっとしたぐらいです」
謙虚に振り返った全英女子オープン女王。自身は米国に渡り、挑戦の真っただ中にいる。この日は飛ばし屋の穴井詩とも同組だったため、「今日一緒に回った2人を見ると、いいなと思うぐらい短いクラブを持っていた。飛ぶ人ほどスピンをかけられますし、ピンをデットに狙えると思います」と飛距離を羨んだ。
最終日に向けて「もうちょっと頑張らないと全然ダメなので、1個ボギーをとろうが、まだ頑張れるので諦めずに明日も攻めていきたいと思います」と前を向いた。
(THE ANSWER編集部)