波乱の女子単、日本勢3選手が8強進出 奥原手応え「パフォーマンス上がってきている」
連戦が続く影響か、有力選手の敗退が相次ぐ中で、日本の女子シングルス勢は3人がベスト8に駒を進めた。「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」は13日に各種目の2回戦を行った。女子シングルスでは、世界ランク1位で優勝候補筆頭だったタイ・ツーイン(台湾)、世界選手権で2年連続準優勝のプサルラ・V・シンドゥ(インド)が、ともに中国の若手選手に敗れる波乱があった。
女子シングルスは優勝候補が続々敗れる波乱の中で日本勢は3選手が8強入り
連戦が続く影響か、有力選手の敗退が相次ぐ中で、日本の女子シングルス勢は3人がベスト8に駒を進めた。「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」は13日に各種目の2回戦を行った。女子シングルスでは、世界ランク1位で優勝候補筆頭だったタイ・ツーイン(台湾)、世界選手権で2年連続準優勝のプサルラ・V・シンドゥ(インド)が、ともに中国の若手選手に敗れる波乱があった。
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同種目では、バドミントン大国の新たな波を感じる大会になりつつある。一方、ホームゲームで地元の声援を受ける日本勢も奥原希望(日本ユニシス)、山口茜(再春館製薬所)、大堀彩(トナミ運輸)の3選手がベスト8に進出して存在感を示した。準々決勝では、いずれも年下の中国の選手と対戦する。
奥原は、ストレートで佐藤冴香(ヨネックス)との日本人対決を制して3回戦に駒を進めた。11日に行われた初戦では、体が重く感じたと話し、体育館の特徴もつかみきれないまま相手の棄権で試合が終了。不安をのぞかせる場面があったが、2回戦で快勝を収めて「1日空いて、しっかりとコンディションやシャトルの感覚を調整できて、パフォーマンスが上がって来ているかなと思う」と手ごたえを示した。
佐藤との試合では、クリアの打ち合いとなるラリーからドロップショットを織り交ぜて主導権を握った。先手を奪うことで佐藤が得意とする左の強打を封じ、自身が打った後は、コート中央に素早く戻るフットワークを生かし、相手の返球を捕えた。3回戦では、20歳のチェン・シャオシン(中国)と対戦する。1回戦で世界12位のツァン・ベイウェン(米国)、2回戦で世界1位のタイ・ツーイン(台湾)をともにストレートで撃破。世界ランクは33位だが、世界選手権でも16強に入っており、侮れない相手だ。