大谷翔平は「ボールを押し潰した」 174キロの“ミサイル二塁打”に現地解説大興奮
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦に「4番・DH」でスタメン出場。第2打席に2試合ぶりの安打となる痛烈な当たりの右越え二塁打を放つと、7回にはまたも強烈なライナーで右前に運び、マルチ安打をマークした。チームの快勝に貢献し打率も。295まで上昇させた。現地の実況席は、第2打席での約174キロの超速打球に驚愕している。
大谷の驚速174キロの右越え二塁打に現地の実況席興奮
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦に「4番・DH」でスタメン出場。第2打席に2試合ぶりの安打となる痛烈な当たりの右越え二塁打を放つと、7回にはまたも強烈なライナーで右前に運び、マルチ安打をマークした。チームの快勝に貢献し打率も。295まで上昇させた。現地の実況席は、第2打席での約174キロの超速打球に驚愕している。
まるでミサイルのような、とんでもない打球だった。大谷は2点リードの3回、2死走者なしで迎えた第2打席だ。右腕ガヤードの甘く入ってきたスライダーを完璧に捉えると、強烈な打球はあっという間に右翼手の頭上を越えた。打球速度は108マイル(約173.9キロ)。もう少し弾道が上がっていれば、柵越えは確実だった。あまりに凄まじい当たりで、右翼手も迅速に処理したため、俊足の大谷が二塁でクロスプレーになったほどだ。
強烈すぎるツーベースに、現地の実況席も騒然としていた。
エンゼルスの地元放送局「FOXスポーツウェスト」の実況アナウンサーが「打球はライトに飛んで壁に当たり跳ね返った。オオタニは急いで二塁に向かう。送球が丁度返ってくるが判定はセーフ。セカンドへのチャレンジを見せた」と伝えれば、解説でエンゼルスOBのマーク・グビザ氏も「ライト(マザラ)はとても良い送球をしたが惜しかった。跳ね返ったボールを受け取り正確なスローイングを見せた。オオタニのボールを押しつぶした打球はスタンド前まで飛んでいった!」と大興奮だった。
衝撃の“ミサイルツーベース”の後、7回。1死走者なしでの第4打席でも、一、二塁間を破る右前打。打球速度は1本目を上回る、109マイル(約175キロ)で、今季20度目のマルチ安打を記録した。
本塁打を放てば凄まじい飛距離をマークし、安打でも超スピードの打球で野手の間を抜いていく。大谷は残している数字以上のインパクトを与えている。
(THE ANSWER編集部)