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山本由伸は田中将大超え“300億契約”も現実味 米報道、実現すれば史上3位のビッグディールに

オリックスの山本由伸投手は、今季終了後にポスティングシステムを利用し、米大リーグ移籍を目指す可能性が高いと米国でも報じられている。MLBは大半のチームがオフに入り、その存在は様々なチームの補強対象として語られているが、米東部ニュージャージー州のメディア「NJ.com」は、山本との契約交渉は7年2億ドル(約299億3400万円)がベースになると報じた。楽天の田中将大投手が2014年のヤンキース入団時に結んだ7年1億5500万ドル(当時約161億円)の契約を上回るのは確実な情勢だという。

オリックスの山本由伸【写真:Getty Images】
オリックスの山本由伸【写真:Getty Images】

米メディア「NJ.com」が指摘…投手として「史上3番目に大きな額」

 オリックスの山本由伸投手は、今季終了後にポスティングシステムを利用し、米大リーグ移籍を目指す可能性が高いと米国でも報じられている。MLBは大半のチームがオフに入り、その存在は様々なチームの補強対象として語られているが、米東部ニュージャージー州のメディア「NJ.com」は、山本との契約交渉は7年2億ドル(約299億3400万円)がベースになると報じた。楽天の田中将大投手が2014年のヤンキース入団時に結んだ7年1億5500万ドル(当時約161億円)の契約を上回るのは確実な情勢だという。

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 記事は「ヤンキースがMLBで最も金を持っていた時代はとうに終わった」との書き出しで始まる。田中が日本からMLB挑戦した投手として最高額の7年1億5500万ドルの契約を結んでから10年が経ち、今オフ補強対象の先発投手としては目玉になる山本と契約しようとすれば、大富豪のスティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるメッツが競争相手になるという。さらに田中の契約規模を「はるかに上回らなくてはならない」としている。

 ニューヨーク・ポストのマイク・プーマ記者の「ヤマモト獲得に乗り出すかもしれないチームのフロントと繋がっている人物が示唆するところによると、ヤマモトの競売は6~7年2億ドルあたりからスタートする可能性が大いにある」という報道を引用し「そうなるとヤマモトはMLB史上3番目に大きな額の契約となる」と指摘した。

 投手としてこれを上回る契約は、2019年オフにヤンキースがFAのゲリット・コール投手と結んだ9年総額3億2400万ドル(当時約352億円)と、同年にスティーブン・ストラスバーグ投手がナショナルズと契約7年2億4500万ドル(当時約266億円)で契約延長した例しかない。

 またこれは、メジャーで12年間活躍してきたダルビッシュ有投手が米国で稼いだ1億8840万ドル(約282億円)を上回る額となる。「もし山本が2億ドルを得れば、彼はその総額を1100万ドルも上回ることになる」と指摘する。

 ただ、メッツには弱点もある。今オフ辞任したビリー・エプラーGMは「日本選手との交渉のカギ」と見られていた。ヤンキースでGM補佐をしていた当時に田中と、エンゼルスGMとして大谷翔平投手と、そしてメッツでは千賀滉大投手と契約した。「エプラーがいなくなった今、ヤマモト獲得戦線は開かれている」として、メッツももはや山本獲得の最有力候補ではなく、競争になると推測している。

(THE ANSWER編集部)





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