ドラフト指名漏れ選手へ「遠回りしたっていいじゃない」 異色経歴の元プロ野球選手が愛ある激励
「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が26日、都内で行われ、支配下72人、育成50人が指名を受けた。歓喜に沸く選手がいる一方で、指名漏れで涙を呑む選手も。自身も紆余曲折を経てプロ入りしたG.G.佐藤氏は、自身のX(旧ツイッター)で「遠回りしたっていいじゃない」などと激励のメッセージを送った。
異色のキャリアを送った元西武、ロッテのG.G.佐藤氏が粋なエール
「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が26日、都内で行われ、支配下72人、育成50人が指名を受けた。歓喜に沸く選手がいる一方で、指名漏れで涙を呑む選手も。自身も紆余曲折を経てプロ入りしたG.G.佐藤氏は、自身のX(旧ツイッター)で「遠回りしたっていいじゃない」などと激励のメッセージを送った。
プロ野球という狭き門。ドラフトで選ばれるのは一握りの選手だけだ。今年も広陵高の真鍋慧内野手、沖縄尚学高の東恩納蒼投手など、注目を集めた候補も指名漏れを経験。失意の選手たちに、元西武、ロッテのG.G.佐藤氏が「今日指名されなかったみなさん」と自身のXで呼びかけた。
「悔しいよな なんだか勝手に失恋したような気分だよな でもその悔しい気持ちがあなたを強くする」と慮ったG.G.佐藤氏。自身も法大卒業後、米マイナーを経て2003年ドラフト7巡目で西武に入団した異例の経歴を持つ。
そんな自身の経験も踏まえつつ、「僕がプロ野球選手になったのは25歳です 遠回りしたっていいじゃない どんな道でもNPBにつながっている その気持ちで今日からまた挑戦してください」と粋なエールを送ると、ファンからは称賛の声が集まった。
「泣ける…」
「GG大好き」
「ええ事言う!」
「素晴らしいお言葉で号泣」
「涙出ました。がんばります」
「すごくいいことを言ってる!」
「GGさんのメッセージがじわりと沁みる…」
「未来の選手達に諦めない気持ちを与えてくれる素敵すぎるメッセージです」
「G.G.佐藤さんは法政大学を卒業後、マイナーリーグを経てプロになっただけに説得力がありますね」
2008年北京五輪には日本代表として出場。2012年にイタリアリーグでプレーした後、2013年からロッテに入団してNPB復帰を果たすなど異色のキャリアを送ってきたG.G.佐藤氏。指名漏れを経験したドラフト候補の心に寄り添う激励に共感が広がっていた。
(THE ANSWER編集部)