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井上尚弥と戦ったロドリゲスが「引退撤回」と米報道、バンタム級統一戦意欲「皆の望むものを提供」

ボクシングのIBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が一時表明していた現役引退を撤回することになったようだ。米専門メディアが24日(日本時間25日)までに報じたもので、ロドリゲスは「いつと言ってくれたら、皆の望むものを提供する。『チャンピオン対チャンピオン』のね」などと他団体王者との王座統一戦に意欲も示している。

エマヌエル・ロドリゲス【写真:Getty Images】
エマヌエル・ロドリゲス【写真:Getty Images】

1週間で引退を撤回、バンタム級統一戦に意欲

 ボクシングのIBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が一時表明していた現役引退を撤回することになったようだ。米専門メディアが24日(日本時間25日)までに報じたもので、ロドリゲスは「いつと言ってくれたら、皆の望むものを提供する。『チャンピオン対チャンピオン』のね」などと他団体王者との王座統一戦に意欲も示している。

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 2019年5月には井上尚弥(大橋)ともワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝で対戦し、2回TKO負けを喫したロドリゲス。そこでIBF王座を失い、今年8月に返り咲きを果たしていたが、17日(同18日)に米専門メディア「ボクシングシーン.com」がロドリゲスがフェイスブックに投稿したコメントを紹介する形で、現役引退を報じていた。

 だが、ロドリゲスは一転して引退を撤回。「ボクシングシーン.com」も「エマヌエル・ロドリゲスは引退話を保留に。マロニーとサンティアゴとの王座統一戦を求める」との見出しで記事を掲載した。本文では「グローブを置くと決めてから1週間も経たないうちに、プエルトリコのロドリゲスはバンタム級をさらに統一する決意を固めたようだ」と記したうえで「現役IBF王者は、5年前の再戦となるWBO王者ジェイソン・マロニーとの対決、そしてWBC王者アレハンドロ・サンティアゴとの初対決を要求している」と続けた。

 記事では「『ジェイソン・マロニーとアレハンドロ・サンティアゴをノックアウトしたいという気持ちになった』とロドリゲスは月曜日に述べた。『どうやら彼らは私の(この要求の)ことは知りたくないらしく、簡単な相手を探すようだ』」とロドリゲスがマロニーとサンティアゴに“挑戦状”を叩きつけた談話にも触れている。

「(マロニーもサンティアゴも)僕が欲しいもの、『統一タイトル』を持っている」とロドリゲスは主張しているようで、「いつ(戦う)と言ってくれたら、皆の望むものを提供する。『チャンピオン対チャンピオン』のね」と統一戦に前向きな姿勢だ。

(THE ANSWER編集部)


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