フィギュア18歳日本女子の衣装を米デザイナー称賛 千葉は「ちょっと強気」吉田は「ぼかし効果が…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・スケートアメリカが22日(日本時間23日)まで米テキサス州で行われ、女子シングルの千葉百音(木下アカデミー)は合計177.79点で6位だった。今季本格的にシニアデビューした18歳は、ショートプログラム(SP)5位発進していたが、その衣装も注目の的に。独自の分析でフィギュアファンに知られる米国のファッションデザイナー、ニック・ベレオス氏が自身のブログで講評した。
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・スケートアメリカが22日(日本時間23日)まで米テキサス州で行われ、女子シングルの千葉百音(木下アカデミー)は合計177.79点で6位だった。今季本格的にシニアデビューした18歳は、ショートプログラム(SP)5位発進していたが、その衣装も注目の的に。独自の分析でフィギュアファンに知られる米国のファッションデザイナー、ニック・ベレオス氏が自身のブログで講評した。
ベレオス氏はスケートアメリカの女子シングルの衣装を評価。千葉は黒いレースのようなトップに赤い花が散りばめられたスカートを着用した。ベレオス氏は「デザインにはスペインとジプシーの要素がある」としつつ「タンゴのようだとも言える」と説明。「ちょっと強気でイケていて、もしも将来『カルメン』を演技したければ、彼女はまたこれを着られるよ!」と提案していた。
また、合計190.98点で4位だった吉田陽菜(木下アカデミー)のフリーの衣装にも注目。「白とシルバーグレイにぼかし効果が施され、楕円形のアップリケとラインストーンが特徴的だ。彼女を黒と赤の手袋のコントラストで仕上げた」と目を引く手袋のデザインを紹介していた。
ベレオス氏は他にも、2位のアンバー・グレン(米国)がSPで着た黒のジャンプスーツについて「すでに引き締まった彼女の体をさらに長く見せた」「エルビス(プレスリー)がマリアッチと融合した雰囲気を感じさせる」と評価。3位のイザボー・レヴィトのヘビがデザインされたSP衣装について「これは間違いなく高級なフィギュアスケートのコスチュームだ」と絶賛していた。
女子シングルでは、合計221.28点をマークしたルナ・ヘンドリックス(ベルギー)が優勝。2022年の北京五輪に出場した河辺愛菜(中京大学)は合計168.98点の8位だった。