エディーHCが日本W杯へ独自強化プラン “日本語レッスン”指令を出した理由とは?
W杯を熟知するエディーHC「W杯とはいかにトーナメントをエンジョイできるか」
「ワールドカップとはいかにトーナメントをエンジョイできるかどうかだ。エンジョイすることができれば、ポジティブな雰囲気を作り出すことができる。ポジティブな雰囲気を作り出すのはスタッフの役目だ、選手たちはストレスを感じることになるからね。暑さ、そして文化面でのストレスを感じることになるだろう。そういったものを最小限に留めるのが我々の仕事だ」
こう語ったという。ジョーンズ氏とW杯といえば、03年に母国オーストラリアを率いて準優勝、07年に南アフリカのテクニカルアドバイザーとして優勝。そして、15年には日本を率いて南アフリカを倒す歴史的番狂わせを演じて大会3勝を挙げるなど、W杯を熟知している。馴染みの薄い文化に対して事前に抵抗感を減らすことがW杯において重要と考えているのだろう。
独自の強化プランを進めるエディーHC。11月にはかつて率いた日本をイングランドに迎え、親善試合を行う。今夏には沖縄で高校生や指導者を対象にしたラグビー教室、講演会を実施するなど、いまだ日本に対する思いが熱い名将。日本でも人気は根強い。イングランドを率いてどんな戦いをW杯で見せてくれるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)