エディーHCが日本W杯へ独自強化プラン “日本語レッスン”指令を出した理由とは?
ラグビー前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズ氏は現在、強豪イングランド代表HCを務めているが、1年後に迫ったワールドカップ(W杯)日本大会へ向け、代表選手に日本語レッスンを受けるように指令を出したという。その独自強化プランの狙いとは――。英紙が伝えている。
1年後の日本W杯へ、イングランドを率いるエディーHC「文化面のストレスを最小限に」
ラグビー前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズ氏は現在、強豪イングランド代表HCを務めているが、1年後に迫ったワールドカップ(W杯)日本大会へ向け、代表選手に日本語レッスンを受けるように指令を出したという。その独自強化プランの狙いとは――。英紙が伝えている。
「イングランド代表の選手たちはラグビーW杯に向け、日本語のレッスンを受けるように指示された」と見出しを打って特集したのは、英紙「テレグラフ」だった。記事によると、エディーHCは1年後に迫ったW杯日本大会で「文化面でのストレス」を最小限にするため、日本語のレッスンを受けるように選手たちに指導したという。
記事では、コーチ陣は8月に10日間、日本を視察して準備を進める一方、最近は初回の日本語レッスンを受講したことを紹介。さらに、日本人の夫人を持ち、自身も日本語を理解しているエディーHCは代表選手が代表キャンプに参加する際にレッスンの受講を希望しているという。
「今、取り組んでいることは全てワールドカップに向けたものだ。全スタッフは先週火曜に日本語のレッスンを受けた。近いうちに再度行うよ。スティーブ(・ボスウィック、コーチ)はとてもいいね」と語った世界的名将にとって、日本語レッスンの裏にはW杯を勝ち抜くための“ある狙い”があるようだ。