167キロの死球に打者苦悶「めちゃくちゃ痛そう」 立ち上がれない衝撃波に全米驚愕「キャノンボール」
米大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズは23日(日本時間24日)に第7戦が行われ、レンジャーズが11-4でアストロズを下してワールドシリーズ進出を決めた。この試合で記録された“史上2番目に速い”死球と、食らった打者の痛そうな動きにファンから「めちゃくちゃ痛そう」「クレージーだ」といった反響が寄せられている。
人類最速左腕が与えた死球は史上2番目の速さ
米大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズは23日(日本時間24日)に第7戦が行われ、レンジャーズが11-4でアストロズを下してワールドシリーズ進出を決めた。この試合で記録された“史上2番目に速い”死球と、食らった打者の痛そうな動きにファンから「めちゃくちゃ痛そう」「クレージーだ」といった反響が寄せられている。
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レンジャーズが11-3とリードして迎えた8回1死、マウンドにはアロルディス・チャップマンが立っていた。2010年のレッズ時代には時速105.1マイル(約169.1キロ)の剛速球を投げ“人類最速左腕”とも称される左腕だ。
打席のマコーミックへの3球目、103.7マイル(約166.9キロ)のシンカーが右打者の内角へと大きく外れ、右太もも付近を直撃。思わず座り込んで膝を抱えたマコーミックはしばらく立ち上がれず、苦悶の表情を浮かべた。何とか立ち上がって一塁へ向かう姿が、その衝撃の強さを物語っていた。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は大リーグ専門のX(旧ツイッター)で「チャズ・マコーミックは時速104マイルの速球をくらった後も試合に残った」とつづって死球の動画を紹介。「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は「脚に時速104マイルの衝撃波」と記した。この動画にはファンからさまざまなコメントが寄せられている。
「痛っ」
「意図的に見える」
「104はクレイジーだ」
「これはめちゃくちゃ痛そう。アウチ!!」
「数日後のあざを見てみたい」
「大嫌いだ。かわいそうに」
「これはスポーツにおいて最も恐ろしいことだ」
「サスペンションだ」
「キャノンボールにやられた」
米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」が公式Xで紹介したところによると、この死球は投球のトラッキングシステムが導入されて以降史上2番目に速い投球での死球だったという。硬球は凶器にもなりえるという事実があぶり出された場面だった。
(THE ANSWER編集部)