大坂なおみ、伊紙が「それが彼女の強さ」と称賛した絵とは? 「力と知性がある」
前哨戦初戦敗退から躍進「壊れやすい自分をサムライに変貌させた」
記事では、ユーモラスなナオミ節で沸かせてきたことにも言及。「なぜオオサカという名前なのか? 大阪生まれの人はみんなそう呼ばれるのよ」と記者会見でも炸裂したジョークを紹介し、「ナオミはジョークのセンスが素晴らしい。ウィットに富み、親愛が持てる」と人間性についても高く評価している。
前哨戦では初戦敗退で気持ちが落ち込んだという大坂のコメントを紹介し、大会前は本調子ではなかったことに触れながら「そこから人間的に強く成長した。壊れやすい自分をサムライに変貌させたのだ。ネットの向こうの相手はただの人間。セリーナもそうだ」と反発力を称えている。
決勝では、セリーナによる審判への暴言、ラケット破壊などで世界中に波紋を広げた。小さな頃から憧れ続けた歴戦の女王が取り乱しても動揺せず、自分のテニスを貫いた20歳の大坂。コート外で見せる天真爛漫なキャラクターだけでなく、小学3年生に描いた壮大な夢を叶えた新女王の軌跡は称賛を集めている。
(THE ANSWER編集部)