大坂なおみ、「人生どう変わる?」に笑撃回答 WTA脚光「彼女はアイス食べたいと…」
一変が予想される今後のキャリア「人生は変化があった方が面白いかも」
感涙の姉がスタンドにいたら、収集不能なほど号泣必至だったとユーモアを交えて語った。今大会で失ったセットはわずかに「1」。安定感、冷静さがニューヨークの大舞台で際立った。「私はもっと楽しもうとただ考えていた。あまり気にしないこと。勝敗を気にしていたけど、たとえ負けたとしても100%の力を注ぎ込むということが自分にとっての主題だったの」と振り返った。
精神的な充実こそが今年2つ勝ち取ったビッグタイトルの原動力と自己分析していた大坂。日本人初の4大大会優勝という偉業を達成したことで、天真爛漫な少女の人生に変化が訪れるかもしれない。
「あなたの人生が劇的に変わる準備はできていますか?」という質問に「そうね。もしも、あなたがそう言うのなら、間違いなく事実でしょう」とお茶目に回答。そして、「自分の一部は変わるかもしれないけど、少し奇妙な気持ちがする。いろいろなことが起きているので。でも、同じままでいるよりも人生は変化があった方が面白いかもしれない」と新女王の流儀を明かした。
「人生でどんな変化を期待していますか?」という質問には天真爛漫なナオミ節をさく裂させた。
「いつも食べ物が大事なんだけど、カツ丼かカツカレーが食べたい。私は本当に抹茶アイスが食べたいの。今すぐ。だから、抹茶アイスを食べられるように自分の人生が変わることを願っているわ」
優勝後のインタビューでも語っていたカツ丼、カツカレー、そして、抹茶アイス。よほど、思いが強いのだろう。380万ドル(約4億2000万円)の優勝賞金をつかんだ20歳の新女王の心からの願いは想像を超えていた。17日に東京・立川で開幕する東レ・パンパシフィックオープンで凱旋帰国を果たす大坂。美味しい和食とスイーツを心から堪能できるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)