大坂なおみ、米有力メディア席巻 ピープル誌まで「女王の知るべき7つのこと」特集
テニスの全米オープンで男女シングルス日本人初優勝を果たした大坂なおみ(日清食品)が米有力メディアをジャックしている。ニューヨークで誕生した新
大手経済紙、国民的人気番組に続き、有名芸能誌も脚光「ビヨンセ&ゲームの大ファン」
テニスの全米オープンで男女シングルス日本人初優勝を果たした大坂なおみ(日清食品)が米有力メディアをジャックしている。ニューヨークで誕生した新女王はスポーツメディアのみならず、経済紙などが特集。さらに、国民的人気番組に登場するなど話題を集めていたが、大手芸能誌も脚光。「20歳の全米女王について知るべき全てのこと」と特集を組んでいる。
今や、大坂は米メディアを席巻する勢いだ。「20歳の全米王者について知るべき全てのこと」と見出しを打って特集したのは、芸能誌「ピープル」だった。ピープル誌といえば、1974年に創刊され、毎年選ばれる「最もセクシーな男」など、世界的な知名度を誇る。そんな伝統ある大手誌が、テニス界の新女王をクローズアップしている。
セリーナ・ウィリアムズ(米国)の言動で大荒れとなって決勝について、記事では「試合はウィリアムズによるテニス界の性差別を訴えたスキャンダルに覆われてしまったが、オオサカはアメリカのファンだけでなく、母国のファンの多大な注目とともに、称賛を集めている」と紹介。その上で「躍進の選手について知るべき7つの事柄を紹介したい」と新女王に迫っている。
生い立ちを含め、幅広く紹介されているが、その6つ目の項目では趣味に脚光を浴びせた。「ビヨンセの大ファンであることに加え、彼女はゲームの大ファンだ」と20歳の素顔は世界的人気歌姫を愛するゲーマーであると伝え、7月にはブルックリンのバークレーセンターで行われた人気対戦型ゲーム「オーバーウォッチ」のeスポーツ大会決勝を観戦したことを伝えている。
他にも1つ目の「二重国籍」ではハイチ出身の父・フランソワさんと日本人の母・環さんの間に大阪で生まれ、3歳で米国に渡ったプロフィールを紹介。日米の国籍を保有しているが「オオサカの二重国籍はどちらの国でプレーするのか、彼女は選択しなければいけなかったことを意味する。しかし、フランソワは日本を選んだ。それが彼女のチャンスをより広げると考えた」。