「国民性を反映している」 ZOZO会場を支えた日本の職人にPGA脚光「どんな細かいことにもこだわって…」
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が22日、千葉県のアコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われ、首位と2打差の4位で出た日系4世のコリン・モリカワ(米国)が通算14アンダーで優勝した。来日した多くの外国人ゴルファーたちがSNSなどで日本を堪能したことを発信した1週間。その大会を支えた“裏方”にPGAツアーが脚光を浴びせている。
米男子ツアー、ZOZOチャンピオンシップ
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ最終日が22日、千葉県のアコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われ、首位と2打差の4位で出た日系4世のコリン・モリカワ(米国)が通算14アンダーで優勝した。来日した多くの外国人ゴルファーたちがSNSなどで日本を堪能したことを発信した1週間。その大会を支えた“裏方”にPGAツアーが脚光を浴びせている。
細部までにこだわった仕上げだ。ゴルファーに最高のパフォーマンスを出してもらうため、入念なコース整備を行ったコース整備員たち。コース内の池に入ってゴミや枯れ葉などを網ですくったり、グリーン上にカップを切った際に芝生の端まで小さなハサミで整えたり、と普段はなかなか見ることができない職人のような作業だ。
PGA公式X(旧ツイッター)は「国民性を反映している」「ZOZOチャンピオンシップのアグロノミー(コースメンテ)チームはどんな細かいことにもこだわっている」とつづり、整備の様子をとらえた動画を公開。動画内のインタビューで整備担当者の一人はこう語っている。
「一番違うのは、日本の国民性だと思うんですけど、細かいところまできちんと仕上げたいという気持ちが強いです。例えば、バンカーのエッジが、最初は機械で仕上げるんですけど、良く仕上げるのに、最後はバリカンとかはさみとか手作業で仕上げたり、そこへの気配りが日本のコースメンテナンスの良さかなっていう風には思っています。そこにはこだわってしっかりやりたいと思っています」
どんなツアーでも整備は行われるが、世界最高峰の大会はより美しい光景が求められる。優勝選手も必ずと言っていいほど称賛する日本のコース設営と整備。輝きを放った選手だけでなく、今年も“裏方”は脚光を浴びていた。
(THE ANSWER編集部)