NYの伝説ジーター、大谷翔平に願う「足りない部分」を明かす「ただ彼が機会を得られること願う」
今オフにフリーエージェント(FA)になる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手の去就が日米問わず注目を集めている。米ニューヨーク州地元紙のQ&Aコーナーに登場したヤンキースのレジェンド、デレク・ジーター氏にも大谷に関する質問が続出。「彼はとても素晴らしい選手だ」と称賛しながら、ヤンキースの前オーナーが存命だったらどう大谷を勧誘するか、といった問いに回答している。
ヤンキースのレジェンドに大谷翔平に関する質問が続出
今オフにフリーエージェント(FA)になる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手の去就が日米問わず注目を集めている。米ニューヨーク州地元紙のQ&Aコーナーに登場したヤンキースのレジェンド、デレク・ジーター氏にも大谷に関する質問が続出。「彼はとても素晴らしい選手だ」と称賛しながら、ヤンキースの前オーナーが存命だったらどう大谷を勧誘するか、といった問いに回答している。
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家族のこと、ヤンキースのこと、ワールドシリーズのこと……様々な質問が飛ぶ中で、大谷の名前も当たり前のように登場した。米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「デレク・ジーターがヤンキースの現状や父であることについて打ち明ける」と題する記事を公開。同紙の名物コラムニスト、スティーブ・サービー氏が繰り出す質問に、ジーター氏が次々と答えている。
2010年に亡くなったヤンキースの前オーナー、ジョージ・スタインブレナー氏が存命だったらどのように大谷を勧誘したか、という問いにはジーター氏も思わず破顔。「いい質問だね」としつつ、「おそらく彼の家に現れていただろう。どれだけ彼を切望しているかによるけど、もし切望していたなら、彼にピンストライプを着せるためにできることはなんでもやっていたと思う」と持論を述べた。
次に飛んだのは、「長年のヤンキースの象徴として、オオタニがメッツに行くことになったらどう感じるか?」という問い。同じニューヨークを本拠地とする他球団に移籍することに関しては「仮定については話さない」と濁しつつ、球界を代表するスターへの願いを明かした。
「オオタニについて言えるのは、彼はとても素晴らしい選手だということ。足りていないのは、彼が野球で最大のステージでプレーしていないということだ。彼はWBCでそれをやったし、そこで自身の評判を別次元へ持って行ったと思っている。しかし、ポストシーズンでプレーすることはできていない。だからどこに行こうが、ただ彼がその機会を得られることを願っている」
ヤンキース一筋20年。5度のワールドシリーズ制覇を果たしたジーター氏は、辛口ファンも多い名門ならではのプレッシャーの大きさを熟知している。「オオタニはニューヨークで大舞台に対処できるか?」と尋ねられると、「分からない。彼は大丈夫だと思うが、分からないよ。ニューヨークは他の場所とはちょっと違うからね」と話すに留めた。
(THE ANSWER編集部)