世界女王マリンは強い! 20歳川上紗恵奈が完敗「ラリーまで持って行けなかった」
バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」が10日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、女子シングルスの川上紗恵奈(北都銀行)は、ストレート(7-21、12-21)で世界女王のキャロリーナ・マリン(スペイン)に敗れた。リザーブ登録から繰り上がる形で出場がかなった川上だったが、女王の強さを見せつけられた。
繰り上がり出場で女王挑戦も初戦敗退「楽しみにしていたけど…」
バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」が10日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、女子シングルスの川上紗恵奈(北都銀行)は、ストレート(7-21、12-21)で世界女王のキャロリーナ・マリン(スペイン)に敗れた。リザーブ登録から繰り上がる形で出場がかなった川上だったが、女王の強さを見せつけられた。
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川上は「出させてもらうことが、まずチャンスだった。マリン選手との対戦で、楽しみにしていたし、勝ちたいと思っていたけど、そこ(勝利の可能性)が見えるまでの過程ができず、悔しい試合。勝てば世界の人に少し注目してもらえるかもしれない、存在感は出せるのかなとは感じていたけど、そういうことを思っている自分と、実際に試合をしている自分のギャップが、まだまだあるなと感じた」と悔しそうに話した。
マリンは、2014年、2015年の世界選手権と2016年のリオデジャネイロ五輪で優勝。3年連続で世界一に輝き、2017年こそタイトルを逃したが、今年も先月の世界選手権を優勝。左の強打に加えて、フットワークも速く、甘い返球は連打で一気に得点まで持ち込む強さがある。川上は粘り強さが身上だが、長いラリーに持ち込ませてもらえなかった。
「自分に(強打の)パワーがないことと(会場の特性で)シャトルが飛ばないので、相手がきれいに打ち分けてきた。私は、パワーがない分、先に(ネット前にシャトルを)落としたいという部分で、ミスが出てしまった。自分の良い粘りが出るラリーまで持って行けなかった」