大坂なおみ、全米お茶の間に届けた“品格” 国民的番組出演で反響「美しく純粋だ」
テニスの全米オープン女子シングルス優勝した大坂なおみ(日清食品)がアメリカの国民的番組に生出演。同じ番組に登場した男子シングルス王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との“全米王者2ショット”を自身のSNSに公開して話題を呼んでいたが、番組では決勝の表彰式でブーイングを受けたことについて、全米のお茶の間の前で「少し悲しかったけど、共感もできる」と優しさと寛大さを示すと、海外ファンから「あまりに美しくて純粋だ」「謙虚さはアメージング」と称賛の声が上がっている。
NBC「トゥデー」に親子出演で動画は再生70万回、海外ファン「謙虚さはアメージング」
テニスの全米オープン女子シングルス優勝した大坂なおみ(日清食品)がアメリカの国民的番組に生出演。同じ番組に登場した男子シングルス王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との“全米王者2ショット”を自身のSNSに公開して話題を呼んでいたが、番組では決勝の表彰式でブーイングを受けたことについて、全米のお茶の間の前で「少し悲しかったけど、共感もできる」と優しさと寛大さを示すと、海外ファンから「あまりに美しくて純粋だ」「謙虚さはアメージング」と称賛の声が上がっている。
大坂らしさが全米のお茶の間に届いた。20歳で偉業を成し遂げた新女王は、現地時間10日(日本時間11日)に米大手放送局「NBC」の看板番組「トゥデー」に出演。4時間の生放送に堂々登場した。
番組では、涙の表彰式についての質問も受けた。劣勢のセリーナ・ウィリアムズ(米国)がラケット破壊や暴言などでペナルティを受け、地元ファンからブーイングも巻き起こった。それは表彰式でも続き、大阪は観衆に異例の謝罪を行った。
「私は少し悲しかった。実際に私に対してブーイングしているのか、期待していた結果に終わらなかったからなのか、分からなかった。そして、私は(ファンに)共感もできるの。私も人生ずっとセリーナのファンだった。観衆もどれだけセリーナに優勝してもらいたいのか分かっていた。私にはよく分からなかったけれど、彼女もすごく感情的になっていたから」
決勝の観衆のマナーは地元メディアからも批判の声も上がっているが、新女王は寛大にも受け止めていた。そして、スタジオには母・環さんも登場し、親子共演が実現。「両親は本当に誇りに思うと言ってくれました。お母さんはすごく泣いていたけど、お父さんは泣かなかった。彼はクールガイ。姉にも電話したけど、すごくハッピーだったわ」と大坂は笑顔で家族の絆も披露した。